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「ごてやん」私を支えた母の教えby稲盛和夫
鹿児島に、「ごてやん」という言葉があるそうです。「ごてる」というのは、「ごねる」の意味。つまり、素直に言うことを聞かず、わがままを言って相手を困らせることのようです。そんな子供を、鹿児島では「ごてやん」と呼んだのだそうです。

御年83 歳の稲盛和夫塾長は、小学校に上がるまでの私は、まさに「ごてやん」だったと回想しています。そのことをよく表すのが、まわりの大人たちからの私への「ごてやん」という呼び名。私は家族からだけでなく、稲盛調進堂で働く工員さんたちからも「三時間泣き」と呼ばれていたと書いています。

いったん泣き出したら、三時間は泣きやまないというのが由来だったとか。よほど泣き声が大きかったのか、「ほら、また和夫ちゃんの三時間泣きが始まったよ」と近所でも有名になっているほどだった。しかし現実は、1時間も泣いてない。

母への慕情の書であり、自ら甘えん坊だったと告白する自叙伝です。大部分のくだりは聞いたことがありましたが、心に傷を負った子どもたちのための「京都大和の家」のことは、存在は聞いていましたが改めて読んでみて、そうだったのかと納得するところもありました。

京都府南部の精華町に、児童養護施設・乳児院の「京都大和(だいわ)の家」があります。近年ますます増加している痛ましい児童虐待や育児放棄、その他やむを得ない事情で家族から離れて暮らすことを余儀なくされている子どもたちのために、2004年に稲盛和夫塾長が創設した生活施設です。

自分の幼少期に、両親の溢れんばかりの愛情と人間としての原点を教えてくれた家庭が自分にはあった。そのことが、今の自分の日常を支える原点になっている。その家庭がない子らに、せめて疑似家族体験をさせてあげたいと考えてのことだと書かれています。2000年設立の稲盛福祉財団も、その延長線です。

なんまん、なんまん、ありがとう。浄土真宗の「南無阿弥陀仏」をもじった呪文です。だから、「お母さん、ありがとう」は「神様、ありがとう」という意味であり、「お母さんごめんなさい」は「神様、ごめんなさい」と同じ意味だと最終ページに改めて稲盛和夫塾長は書き記しています。小学館から、11月1日初版発行。

ごてやんの注文はアマゾンでも出来ます



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| 社長日記 | 09:05 AM | comments (0) | trackback (0) |

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