第60回自由民主党香川県支部連合会大会が、29日昼1時から、高松国際ホテルで開催されました。茂木敏充自民党選挙対策委員長(栃木5区当選8回)が来て、参議院選挙で再選を狙う磯崎仁彦氏の応援演説をしていました。
私も磯崎仁彦氏の応援団です。今日の来賓の挨拶にもありましたが、「自公」に対して「民共野合」が連合し、一騎打ちの選挙になりそうです。20日に書いた原稿が残っていました。少しタイミングがずれますが、掲載しておきます。
参議院香川選挙区で、立候補予定の岡野朱里子氏(42香川県議会議員)が20日、民進党本部が擁立を取り下げると決定したことから、立候補を断念したとの発表を、同党香川県連代表の小川淳也氏(衆議院議員)同席の記者会見で語りました。岡野朱里子氏は、隣で泣いていました。
政治の世界は、一寸先は闇と言いますが、まさにその通りであります。先月25日の突然の立候補宣言にもビックリしましたが、今月19日の夕方も街頭演説をする姿を見ていただけに、この発表にも驚きました。
岡野朱里子氏は、昨年4月の香川県議会選挙で(無投票)当選し、高松市議から県議会議員に転身したばかりの当選1回の新人です。ただその岡野朱里子氏は、香川県議会議員の辞職届をしておらず、これからは1期目の県会議員の職責を全うすると。
その新人が、民進党香川県連のお家の事情があって、県副代表の立場で参議院選挙に立候補するのは分からないことではない。背景には、全国野党共闘の一環として共産党田辺健一氏(34)をオール香川野党連合の候補者として、自民党磯崎仁彦候補に勝つための戦術の一環として、全国初共産党候補が誕生。
全国的に野党共闘の候補者は、民進党所属議員が「無所属」として立候補するスタイルをとっている。共産党としては、全国で一つくらいは「共産党」候補者を統一候補としてくれという主張は強いと思います。しかしそれが、なんで香川選挙区かいと言いたい。何でも日本共産党幹部が、香川県出身者だとか。
確かに複数乱立する野党候補群では、与党自民党に勝てないという思いはあるでしょう。そのために共産党は、全国各地で独自候補を下ろして現実的な野党共闘に徹しはじめた感は否めません。それだけ野党も、現実的路線を歩み始めたわけであります。
いずれにしても驚きましたが、また一方舛添要一東京都知事の愚行に都民のみならず日本国民は、辟易しています。議員のみならず首長までもが、金の問題(入口出口)で、何人も晩節を汚すことになるのは残念です。猪瀬直樹東京都知事もさることながら、石原慎太郎東京都知事も税金を湯水の如く使う裸の王様。
こんな弛緩現象が、地元仏生山町のマンションで香川県警察巡査長の「女性宅ベランダ侵入容疑逮捕」になったり、共同住宅上下階の騒音傷害問題になるのだろうか。沖縄の軍属の男の少女殺人事件も、アメリカの軍の雰囲気も緩んでいるなと感じます。
そうそうアメリカと言えば大統領は、ドナルド・ジョン・トランプ氏に決まりそうです。今の弛緩した雰囲気は、トランプ大統領の誕生で一気に世界を覚醒させます。その結果が良くなるか、崖っぷちから落ちるか、油断のならない恐怖の4年間の始まりがもうまもなく訪れようとしています。