熊本地震は、2016年(平成28年)4月14日21時26分以降に熊本県と大分県で相次いで発生している地震であります。気象庁震度階級では最も大きい震度7を観測する地震が4月14日夜(前記時刻)に発生しました。後からの発表で、これが前震とされています。
今回の震災の特徴は、4月16日未明に震度7が発生し、これが本震とされています。つまりダブルパンチの熊本地震です。このほか、5月14日9時までに最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生しています。
日本国内の震度7の観測事例としては、4例目(九州地方では初)および5例目に当たり、一連の地震活動において震度7が2回観測されたのは初めてのことであります。
何度となく、母の実家が熊本であると小欄にも書いていますが、震災後初めて見舞いにやってきました。実家は叔母が一人で守っています。子どもがいないので、目下の家族は、プードルの「愛ちゃん」一人です。というぐらい、「愛ちゃん」は可愛いのだそうです。
叔母は父が急逝して、夫婦でわが家へ手伝いに来てくれていました。松野製麺所の時代です。叔母さんは、18歳ぐらいでした。今から50数年前の話です。叔父が病死し、その時の葬儀告別式にもやってきました。その後震災の前にも、見舞いにやってきました。ちょくちょく来ています。
面白いと言ったら彼に失礼ですが、次男が二度ほど来ています。叔父さんとの面識はありませんが、自分のルーツが熊本にあると自覚しているようです。そうそう先の不動産流通推進センターの成功事例発表会で、次男松野誠之の既知の友がいました。挨拶されて、私もびっくりしました。
彼も宅建業をやっていますが、彼は彼なりの仲間を作っているようです。さっきの彼は、大阪の宅建業者でした。私の電話にも出ない次男ですが、大阪の友からのLINEにはすぐに返事かあったそうです。「親父さんがここ東京の会場にいるぞ」。「なんしょんな」。
話を熊本に戻しますが、最初の地震の時は、2階で寝ていたようです。仕事が骨董商で、商品もあったようですが、叔父が逝去した後にほとんどを処分したようで、そのために命拾いしたようです。壺などは、落ちると言うより飛び交ったと言います。
今でも余震が続き、布団は1階に下ろし、緊急持ち出し袋なども身近なところへ備え、地震が来たら机の下に潜るように段取りをしているそうです。糖尿病などの持病を抱えて、月に二回ほど病院通いをしている叔母です。外へ逃げるより、机の下と覚悟を決めているようです。
周囲の家で「危険」もありました。あえて撮影は封じて、鯛のあら炊きなど等頂いて、熊本駅へ急ぎます。今日は小倉まで行きます。今日も福岡のヒルトンホテルシーホークまで行きましたが、少し遅刻になりました。ライオンズクラブの第99回国際大会が、福岡で始まっています。