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海底探検隊2016小豆島編
今年で6回目という、「特定非営利活動法人グリーンパートナーおかやま(藤原瑠美子理事長)」が主催する「海底探検隊」小豆島編は、岡山の河川からのゴミが潮の流れで小豆島へたどり着いているという調査から始まりました。私も最初に小豆島と聞いたときに、「なんで岡山県が香川県へ」と奇異に感じました。

藤原瑠美子理事長

しかし潮の流れとか気温の変化などは、もちろん県境や国境に左右されることはありません。自然界が存在してその後に、人間が境界を決めたわけですから、自然が優先です。私も初めての探検隊参加で、要領が分かりませんでしたが、都合10時間の長い1日になりました。

本隊は新岡山港からのチャーター船で、小豆島の四海漁業協同組合の岸壁へ到着します。ここで私たち高松栗林ライオンズクラブの4人を乗せて、小豆島沖の底引き漁船の作業現場まで行き、底曳き網漁を見学します。本来ならここで大漁に拍手するのですが、今日ばかりは、海底ゴミの引揚げに成功したとして拍手。



別隊のわれわれ高松栗林ライオンズクラブの4人は、赤いアクティビティー用のライオンズベストを着て、高速艇で土庄港へ、そこで岡山後楽ライオンズクラブの高原さんにキャッチアップをお願いして、四海漁業協同組合へ向かい合流しました。来年は高知黒潮ライオンズクラブも参加?するとなれば、高松港から一緒です。

底引き漁から帰って、次に今日までにため込んでいた海ゴミの分別をします。「ペットボトル」とか「アルミ缶」「スチール缶」「ビン類」「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」等の分別です。先ほどの海ゴミは、暫く寝かせて水分を飛ばしたのちに、分別です。



通常は、漁から帰って漁師さんがゴミステーションの分別かごの中に入れるのだそうです。この分別作業では、ゴミの量を測ったり、アルミ缶は缶底に刻印されている数字も記録します。これで、いつどこで作られたか飲み物かが、分かるようです。

本日分別作業をした結果は、ペットボトル20㎏・アルミ缶48本(アルコール)・ジュース缶41本・コーヒー缶53本、スチール缶77本(コーヒー)・ジュース缶5本・その他缶43本、ビン11㎏、レジ袋など16㎏、燃えるゴミ33㎏の内訳でした。



作業の後に昼食ですが、ライオンズイベントは本来なら昼食後解散ですが、ここからがNPO法人の手法で、開会式はともかくとして、ネイチャーゲームとワークショップがつきます。要するに海ゴミを見て、どう考えてどう行動するかまで、追求します。特に子どもらには、このワークショップが効果的のようです。

これまでは漁師さんも、網にかかったゴミをまた海に帰していたそうです。ゴミステーションを作り、分別収集する方法を作り、自分たちの漁場を里海としての瀬戸内海へ戻す取り組みが、始まっています。多島美の瀬戸内海は、多島海とも言われるだけに、閉鎖的な海域です。

また岡山県の日生町漁業協同組合でも、斬新な里海対策が行われています。イベントには土庄町長や環境省、香川県からも職員が参加しています。環境問題となると隣の豊島の産業廃棄物不法投棄問題の解決も、新たな廃棄ゴミが見つかり、新たな処理を求められています。反映の報いがゴミ処理対策という新たな課題が出てきています

岡山後楽ライオンズクラブ太田修二会長





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| 社長日記 | 11:15 AM | comments (0) | trackback (0) |

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