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第3回住宅履歴情報活用協議会
(一社)ワールドインスペクションが国土交通省の補助事業として取り組む、住宅履歴情報活用協議会の第3回会合でした。国土交通省は平成24年から、インスペクション(中古住宅目視検査)の導入を考えていて、香川県宅建協会でもそれに呼応して、すでにインスペクションが専門家の手によって出来る体制が整っています。

香川県下での窓口が、今では(一社)ワールドインスペクションがやってくれています。一般社団になる前から一緒に取り組んでいますが、受け身だった彼らがそれを一層発展させて、新しい分野にも進出しています。骨子はインスペクションでありますが、それを住宅履歴としてネットに保存するのです。

国土交通省は、既に新築にあっては保証保険の絡みで住宅履歴の蓄積を事実上強要していますが、その位の方法をとらないと中古住宅の流通の安心安全性は担保できないと私も同感です。従って、中古住宅にあっても、インスペクションを契機に履歴を蓄積するように指導を受けています。

(一社)ワールドインスペクションは、昨年からこの補助事業に取り組んでいて、今年はWEBシステムの構築にこぎ着けています。おもしろいと言ったら失礼になりますが、この協議会の構成メンバーが実にユニークです。建築不動産関係者は当然として、県議あり市議あり弁護士あり女性団体あり、マスコミまで。

この組織は、幅広い層からの意見を集約するという特徴で認定事業者として採択されています。代表は大北和則氏で建築設計士です。山口美芳さんが事務局で、ここはしっかりしています。国もこのインスペクションの制度を、平成30年4月1日から、本格稼働させると考えています。

一般顧客が、不動産の売却や購入を宅建業者に依頼する際には、「媒介契約」を国が義務づけています。約束事を書面化して、間違いを防止する観点からです。また情報の非対称性と言って、業者に対して一般消費者は情報に疎いというハンディーを書面で補うのです。

つまり自分の不動産売却を宅建業者に依頼する際に、インスペクションの有用性の説明を受けて、検査をするかしないかを決めます。インスペクションを実際するのは契約が成立して、手付金が入った段階で売主がすることになりますが、売買物件として指定流通機構へ登録する際に「インスペクションあり」と書くことになります。

一般消費者も、「検査付OR検査無」であれば当然のごとく検査付を選ぶことになるでしょう。香川宅建協会が推奨しているインスペクションの価格は、5万円です。これで売主と買主の両方が、正確に言えば媒介業者も安心できます。30年4月に向けて、各県宅建協会共にインスペクションについて動き始めていますが、香川宅建協会はもうすでに先へ進んでいます。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=3685 |
| 社長日記 | 12:03 PM | comments (0) | trackback (0) |

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