会長日記

2017,10,15, Sunday 平成29年度宅地建物取引士試験が終わる author : user 今年も全国で26万人以上の申込みがあった、「宅地建物取引士」試験が、10月第3日曜日の今日15日、全国一斉に行われました。県下会場は、県立高松南高校と香川大学工学部キャンパスの二カ所。私は工学部キャンパスの試験監督員として、試験会場へ行きました。私でさえ、もう10数年監督員をやっています。 10月の第3日曜日という日程は、古くから続いているからこの良き日があてがわれています。新しい国家試験等は、12月実施というのもあります。1958(昭和33)年の試験創設当初から、業界唯一の資格試験でした。今から59年前からですから、来年は還暦を迎えます。 企業では、5人の従業員に対して1名の宅地建物取引士(過去には宅地建物取引主任者と称していました)の設置が義務づけられています。取引士の専任業務として、重要事項説明書への署名押印と説明書交付、契約書等の書類への署名押印と説明交付は、宅地建物取引士出なければ出来ない業務となっています。 重要事項説明書は、賃貸・売買・交換代理契約をする前に、必ず借主・買主へ説明をすることと規定されています。また昨今のIOT時代、賃貸借契約に限定ですが、遠隔地重要事項説明としてスカイプなどの遠距離双方向通信方法で、対面でない説明も始まっています。その様子を可視化することも求められていて、日常化するのにはまだ時間がかかりそうです。 そのような重大な責務を負わされているから、名称が「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」へ名称が変更になったのですが、それだけ中身の一層の充実が求められています。倫理は勿論、専門家としてあらゆる質問に答えられることが望ましいのです。そのためには有資格者も、更なるブラッシュアップが求められます。 さてさて今日はその登竜門、15％程度が合格すると予想されていますが、弊社の社員さんはどうでしたか。雨の影響もあってか、「寒い」というクレームや、体調不良者が出ましたが、今年の宅地建物取引士試験香川第２会場は、無事終了。答案用紙を日通航空職員に手渡し、監督員も無事解放になりました。 同時に開催されている仏生山大名行列も、中止かと思いましたが、雨具着用で行列は行われたようです。テントや看板、陣旗や椅子机の撤収が大変です。これほどまでの大雨は、私も初めての体験です。 | http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=3927 | | 社長日記 | 08:55 AM | comments (0) | trackback (0) |

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