2013,08,30, Friday
12月10日(火)より、LCC(格安航空会社)である「ジェットスター・ジャパン」の高松-成田線が開設される予定です。高松-成田間を毎日運航、1日2往復します。高松からは09:35と18:00の出発です。これを既存の高松発羽田到着便と重ねると、午前の便はさほど影響がありませんが、高松発16:40(羽田着)、18:00(成田着)、19:05(羽田着)となります。
逆に東京発は、14:30(羽田発)、15:50(成田発)、16:55(羽田発)と毎時間毎の高松行きが誕生したとも言えると思います。都内から成田のアクセスも、空港特快も就航して、少しは成田も身近にはなりつつあります。私は成田空港は貨物専用空港で良いと思いますが、そうならない間は、高松成田便をどのくらい使うか? 「より多くのお客様に、より気軽に空の旅を楽しんでもらいたい」それがジェットスターグループの経営理念です。お客様がお得な料金で飛行機を利用できるよう、常に徹底したコストダウンを行っています。しかし安心安全は、ある程度のコストはかかると思います。安さより、まずは便利さを求めたい。 ジェットスターグループは、オーストラリア、ニュージーランドを拠点とし、オーストラリア国内線および短・長距離国際線などを展開するジェットスター航空(オーストラリアとニュージーランドの2社)、シンガポールを拠点としてアジア22都市を網羅するジェットスター・アジア航空および提携航空会社としてのバリューエアがあります。 そしてベトナム国内線を運航するジェットスター・パシフィック航空、成田を拠点に日本の主要都市を結ぶジェットスター・ジャパンの6社で構成されています。ジェットスターグループ全体では、16カ国、週3,000便以上を運航し、オーストラリア、ニュージーランド、アジア太平洋地域で約60の路線を運航しています。 ジェットスター・ジャパンは 2012 年 7 月より東京、大阪、札幌、福岡、沖縄間に運航を開始したローコストキャリア(LCC:Low Cost Carrier)です。2013 年中には、短距離国際線の運航開始を予定(関係当局の承認を前提とする)しています。この一つが高松便です。 国内線就航時には、A320 型新造機7 機(180 席)で運航を開始し、その後 3 年間で運航機材を 24 機まで増強する予定です。資本金120億円、株主は豪カンタスグループ (33.3%)、日本航空株式会社 (33.3%)、三菱商事株式会社 (16.7%)、東京センチュリーリース株式会社(16.7%) 何だ日本航空も参加してるじゃないの。日本航空も独自にLCCはやらないまでも、関心を寄せてリサーチしているのは間違いのないことのようです。 ここをクリック |
2013,08,29, Thursday
8月28日京都大は、大学運営と経営に顕著な貢献をしたとして、京セラ名誉会長で稲盛財団理事長の稲盛和夫氏(81)と、任天堂相談役の山内溥(85)に名誉フェローの称号を贈った。
稲盛和夫塾長は、稲盛財団を通じて東南アジア研究などの旧施設を改築して京大稲盛財団記念館を建設、アジアやアフリカ研究の拠点施設や、心の未来研究センターの整備に寄与したと説明されています。 また山内氏は医学部付属病院の新病棟「積貞棟(せきていとう)」の建設費を寄付、癌治療拠点の整備に貢献された。二人は共に京都市内で事業経営に成功し、巨万の富を得たのだが、揃って地元大学の整備に多大な貢献をされたことによる。 京大名誉フェローの第1号は、ミャンマー国民民主連盟議長アウン・サン・スー・チー氏に授与されて、稲盛山内両氏の名誉称号授与はそれに続くものであります。 また稲盛和夫塾長は京都賞を創り、もうすぐ30年を迎えます。稲盛財団の設立者である稲盛和夫は、病を患った少年時代、またその後の進学や就職の際に多くの方々に助けられた経験から、人間一人では何もなしえないことを実感し、人間の本源とは何か、また人間はいかに生きるべきかを若い頃から深く考えるようになりました。 昭和34年(1959)に京セラを設立した後も、稲盛は経営者として様々な困難や試練に遭遇し、悩み苦しむなかで、再び、人間としていかに生きるべきかを常に自分に問いかけていました。そして「人のため、世のために役立つことをなすことが、人間として最高の行為である」との信念を持つに至り、生涯にわたってこれを実践すべきであると確信しました。 京セラが大きく発展し、稲盛自身も思いがけないほどの私財を持つようになりましたが、これは必ずしも自分の力だけで得たものではなく、多くの人の支援があればこそという気持ちから、この感謝の心を何らかの形で社会に還元したいと強く思うようになりました。 そうしたなか、稲盛は、いろいろな機関や団体から賞をいただく栄誉に恵まれたことをきっかけに、かねてからの「人のため、世のために尽す」という人生観を具現化するため、約200億円相当の私財を拠出し、昭和59年(1984)に稲盛財団を設立、翌年より事業を始めております。 稲盛は「この財団活動を通じて、人類の進歩発展に貢献できれば、私自身を、そして京セラを今日まで育ててくださった地域社会をはじめ、日本、世界全体に対して多少なりとも恩返しができるのではないか」と語っています。 |
2013,08,28, Wednesday
香川塾8月例会は、塾生三矢昌洋さんの「花樹海」で、「わが経営を語る③」㈱ビッグバン取締役山下由美子塾生と、㈱ユニーク代表取締役内藤一朗塾生の報告です。ビッグバンは、経営コンサルティングと社会保険労務士業、ユニークはコンピュータープログラムを作っています。
山下さんは旦那様も塾生で、旦那様の業務のクライアントが塾生の中にも数人いるように聞いています。トップではありませんから、中間管理職的立場です。まさにマンパワーの会社ですから、利益率は高いのですが、慣れたら退職独立が多いのも事実です。 内藤さんは、私が入塾前に所属していた香川県中小企業家同友会でもご一緒させて頂いておりましたが、入塾後に内藤一朗塾生の印象は変わりました。それをまた代表世話人山地真人が、「内藤さんは世界大会発表者候補」と褒め称えるもので、われわれも一層尊敬の念で見ています。 内藤一朗塾生は入塾10年で、世話人など香川塾の中枢で活躍している人の1人です。何とも言えないまさにユニークな経営者ですが、ここ2~3年は利益率10~20%の数字をたたき出しています。ここもマンパワーですが、ユニークは人が辞めないそうです。「社員を惚れささんかい」と盛和塾では、稲盛和夫塾長から多くの塾生がそう言います。 ここは経営者の人間性も、大きく影響しますが、私はある程度は訓練でも出来ると思います。器の大きくない人も、大きな人の真似をすることでも多少の拡大はすると思います。やがて真似が自分のものとなってきます。私たち塾生もなれもしないのに、稲盛和夫塾長を真似ているのです。 |
2013,08,27, Tuesday
高松栗林・高松南・高南地区が合同で、「不動産税額ハンドブックの解説」というタイトルで合同研修会を開催しました。会場は、高南地区のエリアで申し訳ありませんが、サンメッセ香川の南側にある「香川県産業頭脳化センター」です。サンメッセ香川が一杯で、講師の都合で、この会場を探し当てました。
その講師は、昨晩綿密な打合せをした奥山雅治税理士です。先生は2度目の来高らしく、初回に高松でセミナーをやった時、カウンターパンチを受けたようです。それにも懲りず、本の出版元「にじゅういち出版」宮沢社長から言われて、この度の来高となりました。 そもそも今回私が呼びかけたきっかけは、「平成25年度不動産税額ハンドブック」を書いている税理士先生自らが、この本の考え方使い方を伝授するという神髄を見たい、知らせたい、広めたいと思ったからです。この本は、平成元年に上梓され、その後今日まで改訂を加え不動産業界の役に立っているのです。 私も上梓当初にこの本に出会い、その後これを使い続けています。税率とか特別控除のあるなしなど、変更は毎年のように繰り返されますが、その骨格は変わりません。従って毎年発行する年度版ですが、変更部分はほんの僅か、大きな変更は数年に一度です。 本の著者は、奥山雅治税理士を含めて3人です。佐藤清次税理士も過去にお呼びしたことがあります。本の価格も2,000円(税別)ですから、地区や支部会計から捻出しても、比較的苦はないと思います。高南地区は、一括購入して無料配布しました。喜んで頂けたかなと、思っています。 研修会は、大変盛り上がりました。私は最前列でしたから、後ろの雰囲気は背中で感じるだけですが、何となく一生懸命に受講している熱意が感じられました。私語もなく、寝ている雰囲気でもありません。それぞれが自分の知識枠で、何かを感じてくれたのでしょうか。 不動産税制は、確かに微妙なところがあります。「不動産税制を知らずに成約はなし」と豪語する不動産業者もいますが、「税額等確定したことを言ったら、税理法違反になるから」と嫌う業者さんも確かにいます。 しかし学んで知識を持つことは、大事なことだと思います。それをどのように使うかは、次の問題つまり学ぶことの障害にはなり得ないことだと考えています。公益社団法人香川県宅地建物取引業協会でも地区を越えて研修会をすることは希有なことですが、他の地区でも喜ばれると思います。複数地区でやれば、費用負担も吸収できます。 |