2014,08,31, Sunday
31日投開票が行われた香川県知事選挙、予想通り現職の浜田恵造氏が、香川県知事二期目の席を得た。心配された投票率は、33%で8年連続40%割というふがいない結果となった。浜田恵造香川県知事には、おめでとうございます。そしてご苦労様ですと申し上げたい。
私も高知から帰り、投票へ行きました。初めてでしたが、出口調査なるものに遭遇しました。読売新聞の腕章をつけていました。放送局であれば、「当選確実」を打つために、早め早めの読みがいると思いますが、新聞もそうなのですかね。 4年間は、浜田恵造香川県知事に舵取りをお願いして、地方が元気になる施策が待たれます、確かにこれまでの4年間、浜田恵造香川県知事は実績を残したと思います。これからも倍して、頑張って下さい。 |
2014,08,29, Friday
国土交通省が29日発表した、全国主な商業地と住宅地の四半期ごとの地価調査結果(7月1日時点)によれば、全国150地点の内の8割120地点で地価が上昇したと報告されています。4月の全国調査より1地点増えているという。国土交通省は、不動産への投資意欲が持続し、商業地を中心に上昇が続いていると指摘しています。
三大都市圏以外地方圏は上昇22、横ばい9,下落1。下落が続いていた高松市の「丸亀町周辺」は、再開発の影響などで横ばいになっています。私は不動産鑑定士に、高松市内の最高地価は中央通りから「丸亀町三町ドーム」付近へ移っている。従って、勇気をもってポイントを変えなさいよと苦言を呈しています。 正しい姿をありのままに、何だかデズニー映画のようになっていますが、本日も実務研修が続いています。本日は「賃貸管理業務編」です。私でなく社長の指示で、講師が3人になりました。私も初めてのことで、横についていました。心配しましたが、わがスタッフは、やるものです。恐れ入りました。 講師側は次々リリーフが出てきますから、持ち時間を全力投球します。聞いている方は、これは大変です。特に本日は、予定外の「賃貸借契約重要事項説明」を私がするので、それに立ち会わすという実務がありました。私も現場が好きで、いまだに重説をやっています。相手は二十歳の若夫婦、低身低頭で。 スタッフも、私が言う「実務」を逆手にとって、「より実務」であるべきだと詰め寄ります。とは言うもののカリキュラムが一杯で、そんな時間的余裕はありません。しかし確かに、貴重な経験です。昨日は「売買契約の取引現場」本日も「重説現場」と思わぬ「実務研修の場」が出来たようです。 賃貸管理業務編も、賃貸物件の仕入れで現場へ行きます。ここでも、物件調査があります。入ったり出たり、飽きさせない4日間です。明日は半日、不動産コンサルティング編を私がやります。昼には解放されます。受講生は岐阜からマイカーで来て、受講後、ゆめタウンやイオン高松綾川両店へ出向いているようです。 次回10月は上京するので中止。12月に今年最後の実務研修ゼミをやりますが、こちらも4名集まらなければ中止です。身勝手で、御免なさい。趣味ですから。 |
2014,08,28, Thursday
広島の豪雨による土砂災害から1週間、死者が72人行方不明4人と報道されています。民間の不動産会社が、3ヶ月間無料で空きアパートマンションの提供を申し出ています。3.11東日本大震災の際に実際に活用された、「みなし仮設住宅」です。しかし被災者は、6ヶ月無料の公営住宅の入居抽選を優先しています。
広島市や県は、公営住宅の不足分は「仮設住宅」を今から建設するという。小欄では否定的なことは書かないことを原則としていますが、「馬鹿か」と一括したい気分です。広島の関係自治体の公務員に限って言うならば、「お前ら本当に馬鹿か」と声を大きくして言いたい。 被災者には何にも言えませんが、公営住宅と民間賃貸住宅を比べれば、私も現場を見たわけではないと前置きしながら、恐らく民間賃貸住宅が居住空間としては優れていると思います。体育館への避難住民のとかことを考えれば、公営住宅でも十分だとの考えもあるのでしょう。 また70年ぶりに「デング熱感染」が、渡航者以外の若者に複数見られた。それも衛生的に優れているだろうと思われている東京の真ん中でです。小欄でも書きましたが、蚊の活動が活発化しています。「デング熱感染」も「ヒトスジシマカ」と呼ばれている蚊が保菌していると言われています。 そんな世間の騒ぎをよそに、「セミナー日和」の高松で、ゼミは進んでいます。本日は終日「売買仲介業務編」として、座学と、中古住宅の現場調査が主な課題です。また今回は特別に、銀行での(売買契約の)「取引」にも臨席して貰いました。取引現場の緊張感は、口ではなかなか説明できません。 銀行からの帰りに、㈱桜萬さんへ寄りました。本日の受講生も、異業種から不動産業界へ参入されます。私はこの立場でもっとも成功されているのが、㈱桜萬の穴吹社長だと確信しています。今でも創業70年の老舗食品問屋を営みながら、不動産仲介業をやっています。こんなイメージで、という私のエールです。 またお昼は恒例の、「竜雲うどん」を食べに行きました。今日はことのほか混んでいて、待合で(カタカナで)名前を書いてから10数分、注文をしてからも10分ほど掛かりました。カタカナ書きは、接客担当の知的障害者A子さんの為のものです。ここでは健常者の職員と、障害者が一緒に働いています。 実は私の前職、誠幸麺業のノウハウがこの竜雲うどんの原点ですが、今では往事のレベルを越えて、良い味になっています。私は清算をしながら、「今日は実に美味しかったよ」と声がけします。野口主任はじめ、実に嬉しそうな顔をします。研修生も年間通して数名ですが、必ずここへ案内しています。 |
2014,08,27, Wednesday
今期で18年目になる、「不動産実務研修ゼミ」の8月版が本日昼から始まりました。新米不動産開業者に、生きていけるノウハウを授けると意気込んではじめて18年になるようです。私のこれまでの33年もあっという間の出来事でしたが、この18年も楽しい思いでばかりです。いろいろなゼミ生を思い出します。
「楽しいことばかりでした」と振り返りながら、ここが終点ではありません。会長になった今こそ、このゼミの開催にさらなるやる気がでています。今回の受講生は、初めての紹介客です。多くがインターネットを見て高松まで来るのですが、彼は受講生の強い薦めで岐阜からマイカーでやってきました。 本日の話しは、不動産業務の基礎編です。私のこれまでのプラスマイナスを少しずつ修正して辿り着いた今をお話ししています。自分でも、「これだけは覚えていて欲しい」という大切な箇所がありますが、これとて、長い時間と高い費用と、一番大切な「聞く心」があってはじめて腑に落ちることです。 そんな覚悟をもって来て、聞いて、考えて帰って実践するしか成功の道はないと思います。「啐啄同時(そったくどうじ)」、私の好きな四文字熟語です。外から殻を破ろうとして叩く力と、中から殻を破って外へ出ようとしている力、この二つがうまく作用してはじめて殻が破られて雛が誕生する。 讃岐路も蝉の声が小さくなり、赤とんぼが飛び始めています。早いところでは稲刈りも行われますが、秋の長雨か異常豪雨の余波かは分かりませんが、小雨が続いています。こうなると、蚊が最後の一撃のために活躍します。顔まで刺されました。 明日は、銀行で売買取引があるもので、その現場にお連れして、独特の緊張感を味わって頂きます。昼からは、中古住宅の現場での調査確認作業があります。濡れますが、これも日常です。過去に3月末の大雪で、頭から雪をかぶった女性がいました。あの頃は逆に、奇数月開講でした。 讃岐路の3月の大雪も、あれが初めてで、その後はありません。あのゼミ生は、元気にしていますかね。東京ですから、きっと五輪バブルで泳いでいることでしょう。みんなみんな、がんばれよ。 |