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有明アリーナ建設に民活を良いじゃないですか
アリーナとは、古代ローマの円形劇場内の闘技場のこと。一般には周囲に観客席のある競技場・演技場のことを言います。アレナとも言うそうです。東京オリンピック・パラリンピックの、バレーボール競技会場の候補に挙がっている有明アリーナに、音楽業界から民間の資金によって会場を建設する案が浮上しました。

21世紀のアリーナとしても、良い案だと思います。公共の箱物(建物)を作るのは、公共団体だと決めつける考え方は、もう古い。板橋区の池袋に建設された区庁舎も、民間資金の投入で出来ている。民間が建設したものを、板橋区が長期間に亘って賃借するシステムです。

この方法だと板橋区は賃料の支払だけで、メンテナンス費用や解体費用負担から解放されます。これからの大規模鉄筋コンクリート造の建物は、解体費の捻出も初期計画に入れておくべきです。おまけに、建物の固定資産税・土地計画税も徴収できます。

このスキームだと、体育館としての使用より稼働率が確実に高まります。運営管理費が赤字という見込みも、大幅に改善し黒字経営になると思います。どうでしょうか、昨日新香川県営体育館のことを書きましたが、私の構想ではまさにアリーナです。体育競技だけでは、せっかくの立地が勿体ない。

先の民間活力の利用は、すでに国土交通省から地方都市における不動産の証券化事業として推進されています。民間が建設したものを、長期間に亘り定額で賃借してくれれば、このスキムは成り立ちます。昨年高松でも計画しましたが、結果は頓挫したままです。

ましてや先の有明アリーナであれば、横浜アリーナの例を持ち出すことなく、大都会でのアリーナですから、五輪後の使用も十分見込めます。このような採算計画により、レガシー(遺産)といえる施設が出来ると思います。使われない施設を、決してレガシーとは呼ばない。

東京オリンピック組織委員会の森喜朗会長は、有明アリーナの建設決定を小池百合子東京都知事がクリスマスまでの決定延期を申し出たことに怒り心頭のようでしたが、森さんの考えは20世紀型の政治スタイルです。もう既に、小池流の政治スタイルを国民は期待しています。

議論を公開することによって、多くの国民が関心を示します。私はこれを「見える化」と言っていますが、既得権者には面白くない現象かも知れません。とじられた空間での談合が、私利私欲を産みます。

そして更に言うなら、印刷機の誕生でフランス革命など多くの変革があり、次はラジオなどの拡声器が、選挙を引っ張り、やがて大新聞やTVなどのマスメディアが主役になり世論をリードしてきました。小池百合子東京都知事も、その一人でしょう。

さらに21世紀はマスメディアから、フェースブックやラインなどのソーシャルメディアに移りつつあります。まだ足元ではマスメディアが強そうですが、韓国の例からも、国民はソーシャルメディアの利用を重視し始めています。自由な書き込みがなされることから、誹謗中傷もあるようですが、少なくても連絡告知には最適な道具です。


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| 社長日記 | 09:15 AM | comments (0) | trackback (0) |
新県立体育館をサンポートに建設
香川県教育委員会は28日、新県立体育館の整備について、高松市のサンポート高松に建設する方針であることを明らかにしました。サンポート高松の、北の端の一部市有地も含めての開発になるようです。高松市も建設誘致をしていて、用地問題は解決すると思われます。

有識者で作るつくる検討委員会が、5千席以上の固定客席や公共交通機関のアクセスに優れる場所への整備を求める報告書を今年5月にまとめていた。県教委は全国高校総体が予定されている22年末までに整備する方針だという。現在県立体育館がない状態から、1日も早い整備が望まれる。

計画案では、メインアリーナはバスケットボール3面、バレーボール4面のコートが確保出来る広さ。そして観客席は、可動式を含めて5千席以上、またコンサートなど大規模なイベント開催時は仮設椅子を配備するなどして席数を増やす。

またサブアリーナは柔道をはじめ、地域のスポーツ大会が開催・観戦できる規模を考えているようです。メインが3350㎡(約千坪)、サブが1800㎡(約500坪)で計画されています。駐車場もサンポート高松周辺の地下に、広いのがあります。
イベントの際には、東には、県営立体駐車場もあります。

決定は、なんと言っても交通の利便性です。高松で一番交通アクセスの良い、公共の場であると言える。イベントにしても、新幹線のない町には「ありえない」という時代から、中四国の結節点だという位置は、箱物を作るに必要不可欠なものです。昨今の中四国の交通アクセスが良いのは、高松―岡山となっている。

また同時に考えるのは、かねてより生島町の野球場には香川県の船をサンポートから出せば良いと思っています。ピストン輸送で、球場までの一本道路問題を解消できる。逆を使えば、県西から来る観戦者は、生島球場に車をおいて船で来ればサンポート高松の混雑は大幅に解消されると思う。

私は、新県立体育館の新設を高松市のサンポート高松に建設する方針は素晴らしい決定だと歓迎します。便利なところに作らないと、持ち腐れになってしまいます。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=3606 |
| 社長日記 | 02:12 PM | comments (0) | trackback (0) |
便利になって文句を言っている私
印鑑証明書が必要と言うので、土曜日、いつものようにゆめタウン高松の発券機へ行きました。するとなんと言うことか、「住基カード」で入手出来ていた印鑑証明書が、「マイナンバーカード」ではとれないというのです。住基カードは、「マイナンバーカード」交付の際に没収されています。

そこに土曜日でもつながる電話番号が書かれていたので、そこへ電話を入れて文句を言おうと考えました。と言うより代替え案がないか、探りを入れたというのが正直なところです。最悪の場合は、香川町庁舎か市役所へ行く覚悟をしていました。

応対に出た管理職らしい男性は、「マイナンバーカード」であれば、コンビニエンスストアで印鑑証明書がもらえるというのです。なに私(誰のでも)の大切な印鑑証明書が、コンビニで手に入る?なんと言うことか。それもセブン―イレブンやローソンやファミリーマート等、複数の店で使えるらしい。コンビニは、このあたりでも沢山あります。

私はゆめタウン高松から南下する道中の、「セブン‐イレブン太田店」へ駆け込みました。そこに専用機があります。そのメニュー画面の中の1つに「公共機関」というボタンがあって、そこからガイダンスに沿って印鑑証明書へたどり着きました。途中で、「マイナンバーカード」を指定の読み取り位置に置きます。

マイナンバーカードの中には、見えませんが氏名も住所も入っているはずです。かざすだけで、選択した印鑑証明書がほんの10秒ほどでプリントアウトされて出てきました。裏表の印刷がされています。偽造は出来ないと思いますが、それより心配なのは、私のデーターを悪用されないかと心配です。

読み込んだデジタルデーターは、恐らく残っていると思います。悪用策を考えたら、出来ないことはないはずです。以前の住基カード用発券機は市役所専用ですから、まだ信頼性が高かったのですが、自分で操作するとは言ってもコンビニでやるのはデーター消去がどうなっているのか心配です。

先出の管理職らしき男性は、コンビニなら数多くあるので市民サービスとしてはより便利になりましたと、胸を張らんばかりの言い方です。便利と危険は、背中合わせであることをしっかり認識してもらわねばまずいことになります。

と文句を言うのであれば、そんなリスキーな場所で印鑑証明書の請求をしなければ良いのです。もう一人の私がつぶやきかけます。「日記ネタ」を、探しに行ったんやろうと。まあ新しいことにトライしていないと、自分がおいて行かれるように感じます。

またこのコンビニ化は、金融機関でも進んでいます。現金の出し入れが出来るATMは、1台1億円ほどかかるらしくて、これからは独自路線を捨ててコンビニで入出金が出来て、振込までも完結するような仕組みに収斂されるようです。これだと夜間金庫の必要もなくなり、深夜営業店も現金を残すこともなくなります。

どんどん便利になる世の中ですが、この私でもインターネットのパソコンは使えますが、ダブレットやスマホーはよう使いません。もっともスマホーの地図だけは、必要に応じて使っています。これは便利ですが、通話はガラケー携帯です。

またEメールは使えますが、ラインやフェースブックはもう使っていません。Eメールにしても迷惑メールが100~200近く来ます。進取をすべて受け入れる許容範囲は残っていません。これからのAIの世界を如何に泳いでいくか。遅れを感じ始めた、前期高齢者の私です。


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| 社長日記 | 08:56 AM | comments (0) | trackback (0) |
第2回カバナー諮問委員会2016
ライオンズクラブ国際協会336-A地区4リジョン4ゾーンに、6クラブが所属しています。ここのトップが、4R4Zゾーンチェアパーソン奈良茂子ライオン。私も5年前に経験したのですが、ゾーンチェアパーソンの一番の仕事は、4回のガバナー諮問委員会の仕切りです。

具体的にはキャビネット定型の質問事項を各クラブへ送り、その回答を一覧表にまとめて、その中から当日各クラブへ質問する内容を考えます。クラブによって、回答のボリュームが違っています。当然のこと、沢山書いてくれているところへは質問もしやすくなります。

私は幹事も会長も、さらに質問する側のゾーンチェアパーソンも経験しているのですが、やはり本番となると緊張するものです。今日は浮田和也会長が体調不良のため欠席となり、幹事松野が司会役と、質問にも答えることになりました。そこで、北村昌史会計と馬場基尚氏(会員委員長代理)へ突然振ります。

無茶ぶりですが、そこはそれ、阿吽の呼吸で通じ合うものがあり、事前に相談していたかのごとく彼らは答弁します。本日は海外の小豆島から4Rリジョンチェーパーソン田村雅宥ライオン(小豆島LC)が、地区委員の清船豊志ライオン(東かがわLC)と入谷武ライオン(長尾LC)も来賓で臨席くださいました。





どの組織も、日本国内と同じで人口(会員)減に悩んでいます。カバナー諮問委員会開催の目的は、ずばり会員増をどうしてやるかの知恵比べ。前半の7-10月に会員増強が出来たクラブにゾーンチェアパーソン奈良茂子ライオンが尋ねます。会員減になっているクラブの三役は、針のむしろに座っている状態です。

またクラブ活性化に取り組んでいる成功例も、引き合いに出されます。高松栗林ライオンズクラブも私が25年ぶり2度目の幹事(髙松玉藻LCの鏡原勲男幹事は4度目内2回は一緒に幹事)に就任したのも、クラブが崖っぷちに立っているという危機感からです。

クラブ歴4年で、81歳の後期高齢者が会長に就任せざるを得ないのが、今の高松栗林ライオンズクラブの現状です。2度目の幹事は、クラブを大きく変えています。吉と出るか凶と出るか、いままだ道半ばですが地区ガバナー真鍋隆ライオンのキーワード「挑む」に、果敢に取り組む高松栗林ライオンズクラブです。


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| 社長日記 | 08:50 AM | comments (0) | trackback (0) |
平成28年度第2回定借アドバイザー(初級)養成講座
今年度2度目の定借アドバイザー養成講座が、11月26日サンポート高松で開催されました。定借アドバイザー養成講座は、平成4年に法律化された「借地借家法」の22条以下の「定期借地権」の普及活用を目的として、全国定期借地借家権推進機構連合会が主催し、各県の推進機構が実施しております。

定期借地権は、建物の所有を目的とした土地の賃貸借契約で、「定期」の言葉通り契約期間の到来で、建物を収去(解体)して土地を地主に返すという内容です。これまでの「普通借地権」もこれまで通り存在し、2つの借地権が平行して使われています。普通借地権は更新が永遠に続き、終わりがなく、土地が帰らない。

定期借地権は、「一般定期借地権」(期間が50年以上)、「事業用定期借地権」(期間は10年~50年以上)、「建物譲渡特約付借地権」(30年以上)と3形態ありますが、主に一般定期借地権が住宅用、事業用定期借地権が商業用、建物譲渡特約付借地権がマンション建設用に使われています。

ところで12月4日(日)に説明会を開催する福井県小浜市の小林住宅さんが、面白い活用をしているので紹介します。実勢価格15万円のところですから、香川県下の町とそんなに変わりません。要するに土地代がそんなに高くないところで、定期借地物件を売り出しています。

以下は週間住宅新聞社へ、私が送った原稿です。

福井県の南西部、若狭のほぼ中央に位置している福井県小浜市。人口3万人余、世帯数1.2万世帯の小浜市で、「このまちとこれからも㈱平田不動産」と地元密着営業に精進する平田長市郎社長。創業35年の地元不動産業者が、地元工務店5社の協力を得て、60年定借現場を5区画作った。

坪単価が15万円の現場で、月額賃料13,800円から15,600円。定借区画としては理想型の71坪から80坪。敷金が月額賃料の10ヶ月分、権利金が敷金の2倍と設定。

最大の特徴は、5区画の一つ一つに地元5工務店をつけていること。こちらも地元密着で、大手ハウスメーカーは除外。既にすべてにおいて購入客がついているが、12月4日(日)に「賢く家を建てる説明会」を予定している。工務店とすれば、土地が所有地でも借地でも、建物の注文がもらえれば商売になる。

また購入客が、すべて30代。そしてそのすべてが、県外市外出身者という属性。親御さんに相談しても、定期借地権であることが好感された。自由設計であるためか、施工業者が決まっていることの反発はなく、2区画の2棟で自らの負担で、建築設計士を入れた購入者もいる。

これまでの定借現場は、「土地が自分のものにならない」という親御さんの反発が多かったが、「土地を返せる、いつかは地元に帰ってくる」ことが逆に定借の潜在価値として見られたようだ。新しい定期借地権の完成形が、小浜市に誕生した。

同じ土地所有者から次の現場での開発依頼、また別の土地所有者からもリクエストが来ていると胸をなで下ろした平田長市郎社長。全国へ発信する新しい定借現場と言えそうだ。

日本人は土地に対する畏敬の念というか、愛着が強い。所有することが最優先されて、「豊かな生活」等は二の次三の次のように考えられていた。先の例のように、県外者では、いつかは実家へかえってくるも知れない借地ならという考えが両親の考えの中にある。

私も5年前に高松市春日町で定借現場を9区画やったのですが、ほとんどが親に相談したら「何年払っても自分の土地にならないのはやめておけ」と言われたとキャンセルが相次ぎました。それが小浜市の案件では、自分の土地でないからいつかは帰ってくると言う考え方に変化してきているのです。

また地元工務店とタイアップして取り組むと言うも、新手です。春日の案件では、ほとんど同時に9邸を自分の資力(金融機関からの借り入れ)でやりました。それが丁度東日本大震災と重なり、大苦戦をしましたが、またやろうと考えています。安くて快適空間を提供するのが、不動産業者の責務だとも考えています。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=3603 |
| 社長日記 | 01:29 PM | comments (0) | trackback (0) |
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