まつけんブログ

なぜ銀行は儲からないのか2020年10月01日

先日、融資の件で複数の銀行に連絡を入れました。



多少の違いはありますが、どの銀行も人間不信がすごい。

昔から付き合いがあるところなのに、

いまだ私を「創業者の息子」扱いしたり、

(社長になってもう7年目なんだが)

詳細を話す前に「他に担保が必要」だとおっしゃる。



彼らは毎年、決算書の内容を確認しているので、

当社がコツコツ内部留保していることや、

私が真面目に経営してきたことは知っているはずです。

それでも、彼らにとって私は

「ドラ息子」であり

「担保なしでは信用できない人物」

ということらしい。



結局、自分を信じない人と付き合っても不快なので

相談をやめました。

私が彼らと会話することはもうないと思う。

小さい会社だし、私もまだ42歳だから

彼らの世界では及第点ではないのでしょう。



まあそれはそれで尊重します。

信じるも信じないもその人の自由であり、

別にそれ自体が良いとか悪いとかではない。

(成長の糧という意味ではむしろ両方必要です)



ただ、

「信じない人の世界はだんだん閉じていく」

という事実は理解しておかなければなりません。

なぜなら、私と同様に

人を信じない人からは人が離れていくからです。



人を疑ってかかるから、人心が離れ案件がなくなる。

これが、いまの銀行が右肩下がりになっている原因です。

人を疑い続ける限り、彼らの世界は閉じていく。

どこかで「人を信じる」方向に舵を切らないといけないが、

彼らはいまだそれができていない、ということです。



これはなにも銀行業に限ったことではありません。

新型コロナウイルスでお客や仕事仲間を疑うようになった

事業者は、軒並み業績が下がっています。

その原因は同じ。

「信じない人の世界は閉じていく」からです。



銀行業については、不正を取り締まることが

自分の役目だと勘違いしている金融庁と、

行員の自由を奪い、ルールに縛り付ける経営者に

よって、人間不信の空気が醸成されているのが

問題の根本だと思います。

役人が過剰介入した産業は衰退する典型的な例です。

(裏金や天下り先が生じるなどこの問題は根が深い)



テクノロジーの進歩で、既存の銀行は

存在意義そのものを問われている状況なのにね。



悪口のノリで他人をどうこう言うのも良くないので、

今日はこのくらいにしておきますが、

他人を信じないことの弊害は知っておいてください。



あなたが所属するコミュニティがどうであれ、

あなたがどう生きるかはあなた次第です。



そして、人を信じる前提で企業経営をやると

どうなるのか?どう人は変わるのか?

いっぺんウチの従業員に聞いてみてください。

数字だけで人物は計れない、ということが

よくわかりますから。