まつけんブログ

決断するのに理由はいらない2020年11月02日

アドラー心理学によると、

人はなにかを決めるとき、まず先に結論を決めて

その後で理由を考えるという思考パターンを

たどるのだそうです。



なるほど。

たしかに私もそうかもしれない。

意思決定の瞬間は理屈で判断なんてせず、

単に直感で決めていたりします。



まず、決める。

決めてから、その裏付けとして

理由をいろいろくっつけている。

みなさんも自分を客観的に振り返ってみれば

そういうパターンでものごとを決めているのが

わかると思います。



理由付けするのは、あとで自分の判断が

間違っていなかったと思いたいからです。

他人に説明するために必要、というのもあります。

だから、厳密に言えばそれは「理由」ではなく、

「理論武装」と言った方が正しい。

意思決定そのものには全く関係していません。



なので、意思決定は直感ですればいい。

そう思ったのなら、そうすればいい。

決断に理由はいらない。

私はそう思います。



自分が「決断→理由付け」の思考パターンで

ものごとを判断している、ということを

理解していないと、結構な確率で

判断を誤るかもしれません。



というのも、セールスが上手い人は

理由付けが上手いんですよ。

「いまだけ」とか「ここにしかない」とか

「こんなにこだわってつくってます」とか、

買う理由をいろいろ出してきます。



すると、いつの間にかお客自身が

出された理由を使って自分を説得しようとします。

既存客からの紹介が商売的にカタいのは

既存客がかつて自分自身に施した説得を

紹介者にも繰り返すからです。



GoToキャンペーンを見ていると、

「決断→理由付け」の順番を理解していないために

キャンペーンに翻弄されている人が

多いなと思います。



「キャンペーンがあるから旅行に行こう」

ではなくて、

「旅行に行くときにたまたまキャンペーンを利用した」

というのが本来の直感による意思決定なんです。



キャンペーンの対象から行き先を選ぶんじゃなくて、

自分が行きたいところに行くことを決めてから

キャンペーンが使えるなら使う。

真の意思決定には、一切の理を入れてはいけません。



私にとっては、キャンペーンで得をするより

自分が思ったときに思ったことをしたい。

生きたいように生きたい、と思うわけです。

自分の人生の主体はあくまで自分であり、

国の制度などに人生を決めさせたりはしない。

そう思っています。



GoToくらいなら大事にはならないと思いますが、

(犯罪者になっちゃった人いるみたいだけど)

自分の直感を信じない人、

あるいは理由付けに弱い人は

いずれ大ケガする可能性があります。

ご注意ください。