まつけんブログ

自分の上に人をつくらず、自分の下に人をつくらず2021年02月12日

世の権力者たちは、森さんの失態を他人事とせず

他山の石としなければならない、と思う松野です。



森さんのような態度をとる権力者はたくさんいます。

そして、そういう権力者たちが次々に干されて

権力構造や組織の崩壊がはじまる、というのが

土の時代から風の時代への変遷。

まさにここから雨後の竹の子のごとく

同様の事件が起こり続けると思います。



私の周囲にも、協力(下請け)業者に対して

なにかあったら「土下座させる」と言う人がいます。

以前はそれも通用したでしょうが、いまそれをやったら

土下座させた側が袋叩きにあうでしょうね。



こういう人たちは、誰かを自分より下に置いています。

他人を、自分より弱い者、自分より劣る者、

自分が指図していい者だと思っている。

人間関係を縦の関係で見ることでマウントをとります。



しかし、現代は「横の関係」の時代。

誰が上とか下とか、そういう考えは通用しません。

すべての人を公平に扱わなければならないのです。

それができない権力者は必ず干されます。



私はすべての従業員に社長と同じ権利を、

社長と同じ自由を与えています。

いつ、どこで、なにをしても構わない。

その代わり、自分がしたことの責任は自分でとる。

これはまさに、人間関係を「横の関係」でとらえた

ひとつの解といえるでしょう。

だから早晩、あらゆる企業や組織がこのような

方向に舵を切っていくと思います。



一方で、商売をしている人みなさんに

申し上げておきたいのは、

「お客様はもはや神様じゃない」

ということ。

自分の下に人を置いてはいけないが

自分の上にも人を置いてはいけません。



日本は、士農工商の歴史も影響しているので

とにかく商売人の立場が弱い。

商売人はお客様にヘコヘコして当然、とか

金儲けは汚いという感覚が根強くあります。



お客様に対して感謝するのは良いのですが

それ以上へりくだるのはもうやめたほうがいい。

感謝は対等な「横の関係」なれど

やりすぎると「縦の関係」に変化します。

逆マウント状態になり、普通のお客を自ら

「モンスター客」に変身させてしまうことすらある。



お客にあなたを選ぶ自由があるように

あなたにもお客を選ぶ権利があるのです。

相手を気に入らなければ、ストレスを感じているなら

私のように追い出しても構いませんよ。



先日、インスタでフォローしている

車のディーラーさんに、新しい展示車が入りました。

私自身は望んだわけではないのですが

見ている人たちのなかに試乗したい人はいるだろうと

思ったので、インスタ上で「試乗できるの?」と

みんなの意をくんで代表質問してみたんですね。



そしたら「あとで営業から連絡させます」という

返信が返ってきたので、こちらの意図を伝えたんですよ。

「わざとオープンな場で質問したんだよ」と。

その回答は、

「はい、わかっています。

 ただ、冷やかしのような問い合わせが多いので

 それらを避けるために試乗案内はクローズドにしてます。」

というものでした。



私の感覚からすれば、ちょっと考えられない。

彼らの日頃の苦労をわかっていれば、自分の試乗欲を

満たしに来るだけの行為など、普通はしませんよね。

そういう「お客のフリをした自分勝手な連中」が

いることも事実です。



こういう連中もまた、自分がお客になることで

ディーラー側を自分の下に置いています。

だから避けられたり、追い出されたりするのです。

自分がお客になるときは、必ず相手に敬意を払うこと。

相手を同等に扱うようにしましょう。



余談ですが、こないだ私がよく行くごはん屋さんで

案内された席がトイレの隣だったのですが

たまたま私の機嫌が悪かったこともあり

食券を買ったものの、食べないで出たことが

あったんですね。

お店の方は慌てて奥の広い席を案内してくれましたが

私は止まりませんでした。



翌日、私はそのお店に行って帽子を取り

「昨日は大変ご迷惑をおかけしました」

と謝罪しました。

そして食べるはずだったメニューと全く同じものを

食べて帰りました。

(もともと大盛りなのでさすがに2食分は無理・・)



お客でも悪いことをしたら謝るのが当然ですよね。

だから私はどこの行きつけにいっても

みんな嬉しそうに話しかけてくれるし、

オーダーする前に先回りでつくってくれるし、

なにより大切に扱ってくれますね。



みんな立場は同等、存在価値は同じなんですよ。

いついかなるときも、そのことを忘れてはいけません。