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赤坂見附あたりから新橋まで
一昨日から上京し、昨日は全宅保証・全宅連総会でした。今日は9時から全政連総会、続いて昼前に、全宅管理(全国賃貸住宅管理業協会)総会です。昨日午前中は暇なもので、地下鉄赤坂見附駅前のビックカメラへ行ってみました。新しく開店したものです。



1年の内1度は総会のためにここへ泊まり、本当に何もないところと覚悟していましたが、ビックカメラは面白い新しい観光地です。気分をよくした私は、日枝神社へも参拝し、珍しく手を清めてお賽銭を入れて参拝しました。ここは学生の頃、よく来た場所です。

日枝神社の向こうに、昔の「ヒルトンホテル東京」、今の「キャピトルホテル東急」があります。今から35年くらい前に、このホテルの地下ランドリー(洗濯屋さん)でアルバイトをしていました。私は卒業後には高松で麺職人と決めていましたから、ある意味別の仕事が見たくて、いろいろなアルバイトをしましたが、ここもその一つです。

ホテル内で偶然ですが、私より少し年長らしい紳士と、話すことが出来ました。1度定年退職して、空白期間があったようですが再雇用されたとのことでした。この人なら呼ばれるのも合点がいきます。

1963年、東京オリンピックの前の年に旧館が完成しました。東京急行社主後藤家の土地に、米資のヒルトンホテルが完成し、後藤氏はホテル経営のノウハウをここから学んだのだそうです。

そして私が働いていたのが、2代目の建物です。そして昨年完成したホテルが、3代目となるわけです。見違えるように、素晴らしいホテルです。日枝神社側は閑静な緑の中のホテル。表側は、ホテルを含んだ複合施設になっています。



このあたりも地盤のアップダウンが大きくて、表3階裏1階という、森村誠一の世界がここにもあります。道路を挟んで総理官邸です。主さんは住んでいませんが、なぜか警備は24時間交代だそうです。

私が働いていた頃も、イタリアの女優ソフィアローレンなどの著名人が宿泊していました。私も、生で世界の美人を見ました。凹凸がはっきりした顔でした。ビートルズも確かここに宿泊した?と思います。先述の老紳士によると、新館の宿泊代最低6万円と言われましたが、ネットではもう少し安い価格も散見されます。どちらにしても、私が宿泊するホテルではありませんが、6割が外国人とのことです。

良いホテルを見て気分をよくした私は、霞が関ビルまで歩いてみました。雨は上がっています。曇天ですから、そう暑くはない?と思ったのは大きな間違いでした。霞ヶ関ビルまで行けば、その先の新橋まで頭の中の地図が繋がります。東京は機動隊の警官が、常に警戒警備をしています。株主総会が花盛りで、抗議集会もマイク片手にやかましい。

若いお巡りさんに道を尋ねると、懐からポケット版東京地図を取り出して、探してくれます。彼も私と同じ、お上りさんでしょうか。目的の霞が関ビルまで行って、流石に日枝神社の階段も有り、疲れました。一層のこと地下鉄で帰りました。地下鉄地図を見れば、駅二つ分を歩いていました。

さて総会ですが、私は総会にどうしても要望を緊急動議したいと考えていました。全宅連総会でのことですが、ところが残念ながら私は代議員ではありません。従って、発言が許されていません。

内容は「報酬規定の見直し」です。地価の下落、賃料の値下がり等がもう20年以上続いています。政治家は、日本経済再生を前面に掲げ、大胆積極的な金融緩和政策、財政出動、成長戦略を3本の矢とするアベノミクスにより日本経済を立て直し、地価も反転上昇し始めたところがあるというのですが、田舎では地価は上がらず、家賃もテナント料も値下がり気味です。

売買金額にリンクし、賃料下落により報酬が下がり気味です。かるが故に、報酬規定の見直しを国土交通省に働きかけてもらいたい。言わなければ国から増やしましょうかとは言いません。

更に言うと、定期借地権では例えば50年間の地代が所有者に入るのですが、手間暇は売買仲介ほどかかりますが、報酬は1ヶ月賃料分です。おおよそ2~3年の契約期間と、30~50年の契約期間は別物で、後者の規定がないのですから、新たに規定を置いて欲しい。

現行の「報酬規定」は、昭和45年に建設省告示で決められたものをそのまま、国土交通省告示として使用しています。その頃は当然のこと、定期借地権を想定していません。法律が出来る前のことですから。従って、われわれは暫定使用のように考えています。今に正式な通達があるものと期待をしていましたが、その兆候すらありません。



今日が、平成25年度国土交通省「中古不動産流通市場の活性化に関する調査検討業務」案の締め切りでした。四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)も、試案を提出しました。国土交通省は、中古住宅流通のために、売買仲介の前後で、インスペクション(住宅検査)をするように求めています。

このようにわれわれの仕事に期待が集まっているわけですが、ここ一番、安定して食っていける報酬規定に見直しをお願いしたいところです。


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| 社長日記 | 08:56 AM | comments (0) | trackback (0) |
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