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2010,09,09, Thursday
術後の塗炭の苦しみと言ったら笑われそうですが、それはそれなりに筋肉痛もあって、一番辛いのはベットの寝起きです。変わることがなかなか出来ない人の心と体は、同じ構造のようです。寝返りは、上手になりました。洗濯もしました。
ところで人間の頭は、私のような軽い者でも、6キログラムほどあるそうで、それを支える首の筋肉は、肩と共に、大きな負担を負っています。若い頃、25時間連続で自動車を運転したことがありました。首が疲れて、頭というものがこれほど重いのかとビックリしたことがあります。 ここでも術後初日(7日(火))から、歩くことを薦められています。昨日はここでも雨でしたが、デパートへタクシーで行って、歩きなさいと担当医に言われました。指示通り出かけて、また買い物をしてしまいました。やはり暇がありすぎるのは、困りものですね。 そして今日も歩けと言われるので、電車を乗り継いで、京都三条のロフトまで行きました。大阪梅田のロフトと、雰囲気が違います。比べると面白い違いに、新鮮な気づきを貰います。 私は歩くことには苦痛はないのですが、僅か2日間ですが、手術のために寝込んでから、今日は長く歩きましたが疲れがひどくて驚きました。人の心も体も、毎日の繰り返し、積み重ねですね。回復は、一朝一夕にはならないようです。
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2010,09,08, Wednesday
術後2日目です。担当医からはリハビリのために、「デパートで歩きなさい」と言われています。リハビリが早いとは聞いていましたが、もう外出とは、ビックリしました。したいというより、追い出される気分です。それでも、台風九号の雨のなか、タクシーで妻と出かけます。
病院での食事はまだお粥ですが、無理がなければ、何を食べても良いようです。それでも病院食も、それなりに楽しいものです。好きな梅干しを加えたり、ちりめんじゃこをポン酢で食べたり、大満足です。 今日は盛和塾全国大会の2日目です。予定ではもう少し早く退院して、参加する予定で申込をしていましたが、初めてのキャンセルになりました。病室では「稲盛和夫塾長」のCDが、スピーカーから静かに流れています。行けない時は、来て貰うことです。 本は、「生きがいの創造Ⅱ」飯田史彦を読んでいます。小学一年生のように、立てって手を伸ばして、正しい姿勢で読んでいます。やはりこれは疲れます。快食快便ですが、睡眠は少し不足しているかな。
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2010,09,07, Tuesday
病院内では術後1日目と呼ぶそうです。なかなか思うような動きになりません。痛いところばかりで、不自由を感じています。日頃は当たり前に考え、動けることが当然の状態であるにもかかわらず、ややもするとサボってばかりの自分に、もう一人の自分が「気がついたか」と怒鳴っています。
手術後の検査の結果は、「良好」と言われました。術後のレントゲン写真も、拝見しました。骨と骨の間に新しい骨が加えられて、狭くなっている箇所をひろげようとしている様子が私にもよく分かります。広げることで、これまでの痛みしびれが無くなるようです。 併せて骨粗鬆症が、急激に進行しているとも言われたそうです。牛乳を摂取することをやめて、もう10年にもなりますか。牛乳が体に良くないと聞いて、飲むのをやめていました。早速妻が、「ちりめんじゃこ」を買ってきました。一難去ってまた一難、骨折しても不思議でないぎりぎりのところまで来ているようです。 日記を書くのも、なかなか思うようになりません。首には、ソフトカラーが入れられていて、下を向くことが出来ません。本もそうですが、目線を下げるか、対象物を上げるかしかありません。 そしてまた声が出にくくなっています。麻酔の際に、酸素を通す管を口からのどへ入れて、その後遺症と言えばオーバーですが、その他大きな障害がないために、些細なことが気になっています。 皆様のご支援を頂き、順調に回復しています。ありがとうございます。
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2010,09,06, Monday
夕方麻酔から覚めました。無事生還です。ありがとうございました。当然ですが、全身麻酔のために、手術中のことは全く分かりません。記憶をなくす前に、沢山の美人に囲まれ、声を掛けられて嬉しい・・・・・。
両手には、朝から管がつながれています。辛いのは体を動かすことが出来ないことです。そのたびに看護師を呼べと言いますが、やはりためらいます。ここからが、私の辛抱です。入院は、20数年前の交通事故以来です。あの頃も辛いと思いましたが、今に比べれば、楽な43日の入院でした。 昨日は22時前に就寝して、本当によく眠りました。しかし今日はなかなか寝付けません。がんじがらめで、何も出来ません。
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2010,09,05, Sunday
明日が手術ですから、今日からはおとなしく患者顔して過ごしています。そうは言いながら、息子に聞いた気になるラーメン屋が近くにあります。昼食は、ラーメンと餃子と決めて、外出願いを出します。いくら何でも、それ以降は在室とします。
明日からは絶食で、しばらくは辛い日々が続きます。頸椎の手術をするわけですが、手術は先生任せで、麻酔科からも詳細な説明を頂いています。私は注射系が弱くて、辛いと言えばこの注射や点滴ですね。 それらは明日心配するとして、外出します。徒歩圏内に、デパートやショッピングセンターあります。出来たらユニクロへ寄ってみたいものです。還暦前のおじさんの遊園地は、ユニクロ・ロフト・電気量販店ですね。よく似た品揃えの店もありますが、見る目のある人は別にしても、凡人は名前に惹かれてつい入ります。 そこそこにして病室へ帰って、気になっている百田尚樹(ひゃくた・なおき)著「永遠のゼロ」講談社文庫の続きを読みます。珍しく次男に貰った良書です。次男に本を貰うのは、恐らく初めてです。あいつが本をくれるなんて、多少の苦労をしているようです。いろいろな本を持ち込んでいますが、まずはこれから目を通しています。 2009年最高に面白い本大賞第1位です。一口で言うなら、大東亜戦争(第2次世界大戦)で必死に戦う飛行機(零戦)乗りの生き方考え方死に方が克明に描かれています。併せてこの大戦が、マスコミのミスリードで始まり、日本軍関係者の人間軽視の思想が敗戦の原因とまで言い尽くしています。 敗戦の理由を、日米の物量の差としているこれまでの歴史感を、人間軽視の国論(天皇陛下のために死ぬとか、死んでも捕虜になるなとか、生き恥をかくなとか国賊論)が、自由主義(人権大切)世界の米国に負けたとも書いています。 確かに物量の差の開きは、大いにあったと思います。しかし私も感じますが、陸海軍の根底思想(階級絶対主義、兵隊虫けら論)にも、敗戦の原因を感じます。また国論として、1905年の日露戦争勝利からのおごりもあったと思います。 日本人は、「みんなそう考えていますよ」というマスコミ論調にも問題があります。高山記者が勤める大新聞社(著者は書いていないが私は朝日新聞だと思う。)を、元海軍中尉武田貴則(元特攻隊員)の言葉をして以下のように418頁に書いています。 「あなたの新聞社は戦後変節して人気を勝ち取った。(夏の高校野球大会も朝日新聞社主催)戦前のすべてを否定して、大衆に迎合した。そして人々から愛国心を奪った」 これに対して高山記者は、「戦前の過ちを検証し、戦争と軍隊を否定したのです。そして人々の誤った愛国心を正しました。平和のために」という言葉に元特攻隊員武田貴則は、「軽々しく平和という言葉を持ち出さないで貰いたい」と一喝しています。 朝日新聞の戦前の論調は、「戦争大賛成」でした。社主は戦争国債を買って、戦争を応援していました。それが戦後GHQから、「論調を改めないと廃刊にする」と言われてから、今の朝日新聞論調に変わったのです。武田貴則の言う変節は、これを言っているわけです。 「永遠のゼロ」はフィクションですから、出来すぎた内容にはなっていますが、主人公「宮部久蔵(みやべ・きゅうぞう)」の唱える、「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、臆病者、非国民、売国奴と言われながらも、必死に生きようとします。自分の周りにもそう指導します。死ぬことが国是であったあの頃、ここまで言い続けた男が、それでも特攻隊員として玉砕します。 後書きで児玉清氏は、「僕は号泣するのを懸命に歯を喰いしばってこらえた。がダメだった。」と書き記しています。私もこれを、結構長編(500頁超)ですが、完読して勇気を貰いました。特攻で死ぬことを考えたら、何と私は幸せなことか。先生!頼みますよ!
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| 社長日記 | 07:13 AM | comments (0) | trackback (0) | |




