2013,07,15, Monday
7月に入り快晴の空の下、第95回全国高校野球選手権大会の地方予選がそれぞれの地方球場で始まりました。香川県も、熱戦が繰り広げられています。今日の香川大会は、もう2回戦に突入しています。香川の高商はまだ出ていませんが、お隣愛媛県の松山商業高校が、本日八幡浜工業高校と第一戦を戦っています。流石松商は、ノーシードながら投打に安定しています。ホームランも出て、8-1で7回コールド勝ちです。
ところで今年の全国の参加校は3957校、部員調査によると16万7088人の野球部の選手達が、夏の暑い中連日戦いを繰り広げ、この中から地方予選を勝ち上がった49校が憧れの甲子園球場で戦うことが出来るのです。甲子園大会は、8月8日からはじまります。ほんの一握りの選手にだけが、晴れの舞台に立つことが出来るのです 今年の一番の激戦区は神奈川県で、なんと190校が参加しているようです。この中からの1校だから大変です。2番目が愛知県189校、3番目が179校の大阪、4番目は171校で千葉県、5番目は162校の兵庫県となりこれが今年のベスト5という事になります。 これだけ多いと甲子園大会より、予選の方が試合数が多いですね。最近の打髙投低では、投手も2~3名はエース級がいります。打者は金属バットを振り回します。投手は速球(直球)を中心に投げるから、消えない限りはその打ち当たってしまいます。 反対に少ない地方を上げてみると最小が鳥取県の25校、徳島県の31校、高知県の32校、山梨県の38校、島根県、和歌山県の39校が少ないベスト5という事になります。香川県も、確かこの程度の学校数です。この差は凄く大きいですね。予選の戦い方が違ってくるのは、仕方がない様に感じます。 最近は古豪も、なかなか甲子園に行けません。香川県下の状況ですが、選手の獲得もばらけていて、私立高校でもなかなか良い選手を集めることは出来ていないようです。高商も公立高校ですが、商業科ですから学区制がなく、広く学生を集めることが出来ていました。しかし最近は学生寮もなくなり、本当に選手を集めるのに苦労している状態です。 今年は駄目としても、来年の選抜には、新しく出来た「雨天練習場」を活用して、あわよくば甲子園へ出場してくれれば良いのに。そんな思いを持って、今年も予選の結果から目が離せません。 |