明日からは、盛和塾の世界大会が横浜で開催されます。京都大津と塾生規模に応じて会場を変えていましたが、ここ3年間はついに、国内最大規模の横浜国際会議場へ舞台を移しています。それでも超満員です。暑い二日間になると思います。
ところで先の本は、今年6月に発刊されたものですが、盛和塾生にとっては先生が読んでくれたおとぎ話のようです。「日本の経営者よ、強い意志と哲学を持て」と副題がついています。塾長との経営問答などのやりとりが、本人の口を通じて語られています。取材陣も頑張っています。
「経営とはどういうものか、これから見せてやる」「もう駄目だと思ったときが、仕事のはじまり」「「足るを知る」という言葉に甘えて、あんたは楽をしようとしているだけ」「経営は才覚じゃない」「お前の一生懸命さは認める。けれど、志が低い」などの塾長コメントが、帯に並べられています。
これまで欧米型の「マネージメント」と東洋型の「徳の経営」を行ったり来たりしながら、沢山の経営手法が論じられてきましたが、経営者個人にフォーカスすることが少なかった。あえてそうしなくても経済成長の追い風を受けて、誰が経営者をやっても、そこそこには会社が上手く回る時代が長く続いていたからです。
坂本孝さん、ブラジルでの写真DVDを2度に亘っておくって下さった大畑憲さん、西井一史さん、平野義和さん、扇山信二さん、栗屋野盛一郎さん、香川の十河孝男さんらも登場しています。聞いた話しもありますが、改めて聞いてもソウルメイトには凄い人がいるものです。