2013,07,19, Friday
国土交通省土地・建設産業局はこのほど、試験的に土地・建設産業局における報道発表を英語でも行う取り組みを開始した。所管行政の動向を広く海外に広報することで、建設業・不動産業の海外展開および海外からの国内への不動産投資拡大を推進することが狙い。
同局では、4月から「国際課」を設置するなど、海外を意識した行政の推進に注力している。英語版のニュースリリースは国土交通省英語版のホームページ内で発表。日本語版の発信と、大きなタイムラグが発生しないようにしていく方針だ。 以上は、不動産専門誌「住宅新報社」の報道です。土地住宅という極めてローカル色が強い不動産は、これまで比較的グローバル化の波をかいくぐってきました。そのため海外出店を考えることもなく、日本語でぬくぬくと商売をしてきました。ところがそれも様変わりの様相を呈してきています。 賃貸借契約書も英語版はもちろん、数ヶ国語で、作成されるようになってきました。にわかに国際化が進んでいるように感じています。それに呼応するように、国土交通省も英語版の情報を発信すると報道されています。不動産業者も、もはや国際化は避けて通れない時代になりました。 英会話教育をサボったツケが、ここであらわになります。しかし私も「スピードラーニング」も試しましたが、聞くだけでどうしても英語は頭に浮かびません。石川遼君のようにはなかなか。イヨイヨ尻に火がつきかけています。困ったかちかち山だ。 あり得ない話題をもう一つ。業務の拡大をしたいと思い、わが社も従業員を徐々に増やしています。大きくしたいとはさほど思いませんが、強い組織にしたいとは思っています。心裏腹ですが強くなるには、やはり大きくなってしまうのですね。 ごく最近は、新入社員の面接も、採用現場の責任者がしています。これまでは私が採用を決定し、「どこどこで使え」と指示をしていました。しかし現場の長はそうではなくて、増員は考えていない、ここ一番少数精鋭のチームワークでというケースも散見されていました。もっともこれは、失敗した後に分かることで、進行中は残念ながら気がつきません。 その反省から今日では、現場が面接等をして採用したいと思った人の2次面接が私の仕事になっています。そして今日も、面接者が来ました。中国国籍の女性です。勿論事前に聞いていましたから、「ジェジェ」ではありませんでしたが、それでもいよいよこの時が来たかと思いました。 彼女は25歳ですが、中国語と日本語と英語を話します。英語は「少しだけ」と言っていましたが、日本語は間違いなく上手です。それと御世辞も上手です。「社長の日記」を11年も毎日続けているのは、これは凄いことだと大変褒められました。高松市内の「アナブキ専門学校」の二つを働きながら卒業しています。 これまで多くの若者を面接して採用し、また多くが退社しましたが、外国人の面接をするとは。まさに日本は、第3の開国へ向けて大きく舵を取っています。 |