2013,07,22, Monday
木村義雄さん(65)が、比例代表(自民党石破派)の最後の枠(ブービー)に入った。深夜というか22日の早朝まで開票が延びて、遅くまでイライラしたことでしょうが、「悲願の国政復帰」となりました。最後まで諦めないこの闘魂に、頭が下がります。
木村さんは、若くして(38歳)衆議院選に当選し、連続7期務め、厚生労働副大臣まで歴任されましたが、2009年の夏の衆議院選挙で敗れ、10年夏の参議院選比例代表でも当選に届かなかった。 先代の木村武千代さんが当落を繰り返し衆議院議員を6期務めたのと対照的に、若くして順風満帆のように見えた木村義雄さんでしたが、議員生活はもう駄目かと多くの香川県民が思ったことでしょう。 木村義雄さんは、厚生労働族議員として有名で、今回の非拘束選挙名簿制度というのですか、自民党内での順位をつけず、「木村義雄」を書いたら1票が、「自民党」と書くと当選者全員(確か16名)で割ることになり、「木村義雄」とフルネームで書いて下さいというポスターを作っていました。私は「フルネーム」の意味が分かるのか疑心暗鬼でしたが、結果を見ると功を奏したのでしょう。 木村さんの後は、もと大阪府知事の太田房江氏(62)でした。太田さんが自民党比例枠最下位です。私はトップだろうが最後だろうが、当選は当選だと思います。胸を張って頑張って下さい。その上が渡辺美樹氏(53)ワタミの元会長です。 香川県関係は、香川県選挙区で当選された三宅伸吾氏(51)、公明党現職の山本博司氏(58)、そして木村義雄氏となりました。また新党大地新人の町川順子氏(54)(三木町出身)は当選に届かなかった。 さらに民主党大物石井一氏も落選の憂き目に遭いました。「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引主任士」への移行も、危なくなってきました? |