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香川ニュービジネスクラブ講演会
「2013年政治経済の展望~日本再生への道~」と題した、萩谷順氏の90分に亘る講演でした。会場は高松国際ホテル、高松市内・東讃・徳島地区の香川銀行関係者が集まっています。恒例として頭取の「香川銀行の現況」からはじまります。大阪に新店舗を出店すると、結んでいました。業績は上向きのようです。

金融機関によっては、長期金利の値上げを言い出しているところがあります。おしなべて金利は上昇傾向と、心して掛からなければなりません。講演の内容ですが、萩谷順氏は朝日新聞から現在は法政大学教授です。学者と言いながら、テレビにも多く露出していて、話しはこなれています。

第23回参議院選挙を受けて、安倍第二次内閣のことに話しが進みます。萩谷順氏は、最初の安倍晋三内閣を、「第一次安倍内閣」として、現安倍第二次内閣とわけて話をします。第一次安倍内閣は、それまでの小泉構造改革をおろそかにし、イデオロギー改革に走った。結果として「ねじれ国会」を招き、退陣を余儀なくされた。

一方安倍晋三首相(57)も、2度目の総理大臣は自らもあり得ないと考えていたように、安倍第二次内閣発足ではいろいろ反省を加えて方向を転換しました。「自分のやりたいこと」と「国民の求めること」は違うことを肝に銘じた。国民の期待は、「持続的に豊で安心して暮らすこと」と知る。

この豊で安心がとりようによって、大きな間違いをきひ起こしかねない。国家財政の破綻が言われている今年の国の懐具合。ここで萩谷順氏が訴えるのは、「社会福祉・社会保障費」の暴走。社会福祉・社会保障費は28兆円を企業負担から、32兆円を本人負担で集め、合計60兆円にも膨らんでいる。

社会福祉・社会保障が「福祉国家」の美名のもとで批判を回避し、膨張してきた。国民経済の規模や状態に、見あった適正なものにする必要がある。要するに今の支払を維持するならば、分母を大きくするしかない。全体が大きくなると割合が少なくなる。

従って安倍第二次内閣は、経済の拡大を聲高に訴えるわけです。安倍晋三首相は、日本経済再生を前面に掲げ、大胆積極的な金融緩和政策、財政出動、成長戦略を3本の矢とするアベノミクスにより日本経済を立て直すと言うわけです。



最後に萩谷順氏は、7割の人が反対(社会福祉・社会保障費の削減)することを、政治家はやれるか。民意に反した政治家は、選挙で落とされる。民主政治は、危うさも孕んでいる。2/3の多数をとれなかった安倍晋三首相は、将来の国民にはよかった結果かも知れません。

次はクレメントホテルでの、「高松商工会議所CCI交流会」です。ホテルのはしごです。平田喜一郎盛和塾香川代表世話人と、世界大会の話をして、盛り上がりました。


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| 社長日記 | 09:38 AM | comments (0) | trackback (0) |
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