2013,07,28, Sunday
四国4県の公益社団法人、「宅地建物取引業協会」の会員で構成する「四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)」が、平成25年度も国土交通省の「中古不動産流通市場の活性化に関する調査検討業務」コンペに参加し、計画案が採択されました。これは既に小欄でもお知らせしたとおりであります。
昨年の助成金で、中古住宅を売買媒介(仲介)するに際して、インスペクションという「住宅検査」をすることのとりまとめが出来ました。そして本年度、いよいよその実施が始まります。具体的には下段のホームページにアクセスして、申込書をダウンロードし、必要事項を記入して指定の番号にFAXをします。 四国4県の公益社団法人、「宅地建物取引業協会」の会員で構成する「四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)」のメンバーであることが確認されたら、検査をしますというFAXが来て、検査契約が出来たことになります。この時点で、四国連携メンバーである宅建業者は、そこに記載されている検査費(公表済み)を振り込みます。 既に受け皿の㈱シーエムシー一級建築士事務所と四国連携の間に、基本契約が出来ています。建物面積が広大でもない限り、個別案件を請けないと言うことはないと思いますが、そこはそれ契約は自己責任の範疇で、送り手受け手の意思の合致によります。 これにより、これまで中身が見えなくて不安という買主の不安が払拭されると考えます。少なくても建物の主要構造部の目視検査が行われ、シロアリ検査も行われます。ただし耐震にあっては、新耐震基準が出来た昭和56年6月以降の建築物は、耐震構造であるとして検査なしです。 このシステムは、「業者間連携による新たなビジネスモデル等に関する調査・検討業務実施者」として宅建業者が中心となってビジネスモデルを構築したものです。四国ではインスペクションをしてから、中古住宅を仲介するのが普通になる?日が来ます。 四国連携はここをクリック |