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第20期同友会大学第6講福島原発事故までの真実
本日の講師、元福島県知事佐藤栄佐久(さとうえいさく) 1939年(昭和14年)(6月24日 生 )氏は、参議院議員(1983-1988の1期)、福島県知事(1988-2006の5期)、全国過疎地域自立促進連盟会長を務めた政治家です。私は同友会を退会していますが、今日はゲスト聴講生です。

私は佐藤栄佐久氏のことを、詳しくは存じ上げていません。元福島県知事だとしか記憶にありませんでした。偶然会員の息子に来た開講案内を見て、申込みをした次第です。その理由は簡単です。安倍晋三首相の言うように、福島原発は完全制御できているのか、全くの手つかずか、それが知りたかった。

ところが残念ながら、その点の発言も質問もありませんでした。従ってこれからどうするかという、前向きな意見も出るはずもなく、私としては不完全燃焼のまま、懇親会も参加しました。もしかしたら・・・。

佐藤栄佐久氏の過去の業績については、本日の講演を伺って、いくつか私の知るところとなりました。まず自治体合併(市町村合併、県合併)にはかねてから批判的であり、道州制にも反対論者です。放射線漏れのため避難している市町民も、合併がなかったら救われたかも知れないという例も、確かに散見されます。

「地方主権」を掲げる姿勢が強く、参議院議員を途中で辞めて(前任者の死亡)知事に就任します。伊東正義氏の推薦等が大きかったと、佐藤栄佐久氏は香川選挙区の大平正芳元首相との縁を結びつけていました。大平内閣で、伊藤正義氏は外務大臣でした。大平急逝の後、総理大臣就任を迫られるものの、「会津っぽ」は首を縦に振りませんでした。

原子力発電については、首都圏の電力需要を地方が賄うという意味合いの強い県内の原子力発電所(東京電力所管の福島第一原子力発電所(双葉町・大熊町)、福島第二原子力発電所(富岡町・楢葉町))建設に関して、建設当初の1998年にはプルサーマル計画を了承したが、その後東京電力によるトラブル隠しが発覚した後、了承を撤回したという経緯があります。

以降は、増設される自治体双葉町町長の給料も払えない等から誘致するメリットがほとんどないことなどを理由に、一貫して反対の立場を明らかにしています。今の新潟県知事のような存在と自らが比喩していました。2011年3月11日に発生した大地震による原子力事故では、「事故は人災だった」と断定し、歴代政府と原子力安全委員会を批判しています。

そんな佐藤栄佐久氏の話でした。





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| 社長日記 | 08:51 AM | comments (0) | trackback (0) |
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