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国連演説でイラン経済封鎖解除の訴え
穏健派のイラン国ロウハニ大統領は24日(日本時間25日)、国連総会一般討論で演説し、停滞する欧米との核協議に「時間を区切り、結果重視で直ちに取り組む用意がある」述べ、打開に意欲を示した。しかし国内保守強硬派に配慮して、「ウラン濃縮」については「譲れない権利」だと改めて主張した。

8月の就任以来初の欧米首脳との会談として、フランスのオランド大統領と核開発やシリア問題を話し合い、欧米への外交姿勢を本格始動させる。しかしアメリカオバマ大統領との会談は、イラン側から断った。国内保守強硬派への配慮やアメリカオバマ大統領との会談を最後に持ってきて、世界の視線を集める作戦かもしれない。

イランが前大統領のもと、核武装を進めているとして欧米諸国は、イラン産原油の購入を禁止してきた。そのためイランは、経済的に困窮を極め、国民の間にも「核」より「食料」を求める声が大きくなり、大統領を穏健派のロウハニ大統領に変えた。これは最高指導者ハメネス師の意向に沿うものとも言われています。

イラン核問題をめぐる今後の日程は、いずれもニューヨーク現地時間で9月26日、ニューヨークで欧米など6カ国とイランの外相級会合、27日IAEAとイランの協議が予定されている。このあたりで各国との合意がまとまれば、正式解除が次の日程で進むかもしれない。

10月、ジュネーブで6カ国とイランの核協議、そして11月25~29日IAEA定例理事会で早ければイランの経済封鎖解除があるのではないかと私は予想します。イランにとっては核保有より、核を持たないことが国益につながるとの国民的コンセンサスが定着しはじめています。その結果が穏健派ロウハニ大統領の誕生です。

しかしここで確認すべきイランの信念は、「イスラム教中心思想」(専門的には何というか知らないので)は少しも揺るぎないと言うことです。つまりキリスト教圏世界、特にイスラエルと仲良くしようとする考え方は微塵もありません。つまり「戦い方」を変えただけで、信念教義が変わったわけではありません。

この恩恵は、日本へも広がると期待されています。つまりイラン産の原油が市場に出回るわけです。中東での原油量が全体的に増えるわけですから、原油の価格は大幅に減額されます。ここに石油メジャーが悪知恵を巡らすことがないように祈るばかりですが。

日本国中のガソリン価格も、1リッター当たり160円にもなっています。これが安くなると、非常に有難いことです。今年の異常高温で水温の変化があって、捕獲船の航海距離も大幅に伸びています。安いさんまも安い燃料から成り立つわけです。

勿論原油の値下がりは、製造業や高値になっている電気代の安定にも寄与します。原油の安定供給があれば、原発の再稼働の理由となっている原油燃料の高騰は理由にならなくなります。私は廃炉するべき原子炉は廃棄し、再稼働可能な原子炉は全体の半分程度はあるとおもいます。これは再稼働すべきだと考えています。

廃炉にするにしても全部が一気とすると、解体技術も成長がない。宇宙の力も、前向きな姿勢にはプラスに働き、マイナスに作用する力に対してはパワーが半減します。建築年数とかを考慮し、半分を活かし半分を廃炉にする。そのような緩やかなソフトランディングが求められる。

言われているカナダやロシアからのシェールガスの輸入が安定すれば、原子力発電の終焉を迎える時が来るかもしれません。しかしそれまでの最低5~10年間は、安い原油の供給が有難いですね。イランの核放棄宣言が、世界からの賞賛と共に、世界への平和をもたらすことになるでしょう。


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| 社長日記 | 09:17 AM | comments (0) | trackback (0) |
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