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東北地区中古住宅流通促進協議会を訪ねて
平成25年度国土交通省「中古不動産流通市場の活性化に関する調査検討業務」団体に採択された14協議会のうちの、東北地区中古住宅流通促進協議会を表敬訪問しました。大城秀峰事務局長と安部淳市事務局が、東北の現状を聞かせてくれました。やはり東京で聞くのと現地で聞くのとでは、違うなと率直に感じました。

東北仙台は、何と言っても「東日本大震災」からの復興事情があります。賃貸物件でもほとんど空きがない状況で、中古住宅も奪い合いという状況下にあります。買主の不安解消のため、流通促進のためにインスペクションなど見える化をしようとしている全国14の協議会ですが、ここだけは例外のようです。

それでも大城秀峰事務局長さんは、今制度設計をして「冷凍庫に保管」しておくと、言われます。なるほど実に上手い表現だなと感心しました。東北も宮城県、岩手県、福島県の被災3県は、国の復興予算も入って活況を呈していますが、他の3県は、日本全国760万戸の空き家があるという現実は同じです。

温度差のあるなかで、東北地区中古住宅流通促進協議会も、宅建事業者と協力が出来、一定のスキルを持ったリフォーム事業者を認定する制度を整備しています。宅建事業者と認定リフォーム事業者が連携することで、消費者に対してワンストップでサービスを提供するように設計されています。

このところの協議会で言われているように、問題は、金融機関との連携をいかに上手くとるかと言うことに集約されつつあります。富山県中古住宅流通促進協議会のように、地元6行と売買価格+リフォーム費用を合算した融資枠を勝ち取ったところも出てきています。

ここの命は、スピードです。通常言われている3週間~4週間の稟議期間は、われわれの立場から言うと「長すぎ」。提携ローンを作ることで、2週間程度の稟議期間で融資が実現するようになればもっと活性化するだろう。借りる側には金利も気になるところだが、それよりもスピードと長期返済が有難い。

さらに富山県中古住宅流通促進協議会は、建物検査、シロアリ点検、住宅アフター検査、住宅履歴の登録からなる「基本セットプランA」が55,230円。シロアリ点検、住宅アフター検査、住宅履歴の登録、建物目視検査からなる「基本セットプランB」が23,100円です。四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)の31,500円を下回る商品も出てきています。

東北地区中古住宅流通促進協議会には、忙しいところお時間を割いて頂き、ありがとうございました。貴協議会の活躍を祈念しております。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2449 |
| 社長日記 | 11:32 AM | comments (0) | trackback (0) |
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