高松市が協賛金を出す高松市のまつりは、バランスよく春夏秋冬開催されますが、今年の秋のまつりは記念すべき20回目を迎えます。毎年大物が殿様役として騎乗していますが、今年は高松松平家第14代当主松平頼武公、本物の殿様が、「殿役」として登場します。
漏れ伺った話ですが、昨年の「法然寺五重塔」建立から、一層目が讃岐へ向いているようです。また都内にあるご先祖様の墓の一部が、新たに法然寺に移築されると聞いています。東京都内の境内地が、立ち退きになるからと言われています。
というのも松平家の殿様も、13代すべてが法然寺に埋葬されているわけではなく、13代のそれぞれが、確か3箇所ぐらいに分散されていました。1代は殿様1人に対して、家人も家来も数多くがついています。これまでも多くの殿様が法然寺境内にあるのは事実ですが、さらに加えて移ってくるのは良いですね。
高松秋のまつりは、殿様が菩提寺の法然寺に墓参りしたという故事に基づいた一連の行事です。今年は10月19日(土)午前中から「仏生山公園」の石の舞台を中心に、各種イベントが繰り広げられます。人気はやはり「バザー会場」と「青空フリーマーケット」「忍者城」「割り箸工作コーナー」ですか。19時からは、秋花火1000発も予定されています。
殿様行列は翌20日(日)です。お昼過ぎ(午後1時)にコトデン仏生山駅周辺で、琉球國祭り太鼓、子供たちによる飛脚駅伝、高松市吹奏楽団によるパレードが始まりこれが50分。午後2時に「おたーち」になって、1時間半かけて仏生山公園まで行列が続きます。
途中で沿道の町民が退屈しないように、必ず「くせ者」が出没します。水戸黄門さんは登場しませんが、必ず殿様方が勝利して、「民の安寧(あんねい)」が続きます。途中や始点終点で、いろいろハプニングがあるから楽しいのです。
今日は、全体打合せ会でした。仏生山町老若男女、最近は特に青年層が加わっています。商売人もサラリーマンも、仕事の都合もありますが、より集まってきています。お問い合わせ:高松秋のまつり大名行列推進委員会087-839-2416高松市観光交流課内。