2013,10,27, Sunday
天満屋ストア(岡山市)が経営する大型店「天満屋ハピータウン善通寺店」(香川県善通寺市金蔵寺町)が来春までに閉店することが24日、分かった。周辺の大型店との競合で売り上げ低迷が続いていた。
県内の天満屋グループの店舗は、高松天満屋(高松市常磐町1丁目)が来年3月末に閉店すると発表したばかり。善通寺店の閉店で、県内から全ての店舗が撤退する。同社が後継テナントの選定を急いでいる。(四国新聞) おいおい天満屋さんよ、エエ加減にしてくれと文句を言いたい。香川県下の天満屋の店舗は、コトデン瓦町駅の「髙松天満屋」が来春3月末で閉店とつい数日前に発表があったばかり。すでに天満屋ハピータウンレインボーロード店(高松市伏石町)が、6月に閉店している。 このレインボー通りの店舗には、今月25日24時間スーパー「ハローズ(福山市)」が開店をし、まもなく「ヤマダデンキ(高崎市)」も入ることになっていて、空き店舗になる恐れはなくなっている。それにしても、天満屋ストアはどうしたことだろう。確か伊原木隆太社長は、東大・スタンフォード大学MBAで、昨年5月岡山県知事に就任したばかりではないか。政治など、やっている場合ではないのでは。 稲盛和夫塾長は、社長業の傍ら、商工会議所もライオンズクラブもロータリークラブも駄目だと仰る。当然、政治も駄目だと言うと思うが、当事者には別の思惑もあるのだろろうか。結果論ではあるが、加ト吉の加藤社長(当時)も順風満帆と思われていたところで、JTに会社を売る羽目になった。観音寺市長を3期でしたかやっていました。 天満屋ストアによると、善通寺店は1996年、県内1号店として開店。鉄骨平屋建て、延べ床面積約1万3500平方メートルと、開店当時は地域屈指の広さを誇り、ピーク時の98年には年間48億円を売り上げていたとも書かれています。 しかし、その後、丸亀、三豊の両市に「ゆめタウン」が開店するなど中西讃に大型店が相次いで出店。売り上げは2008年の大型改装で一時回復したが、再び低迷し、12年はピーク時の3分の1にとどまっていたようです。いつ撤退してもおかしくない、もはや時間の問題だったのでしょうか。 私など物品販売業界に疎い人間には、「突然どうして」という思いが強いのですが、水面下では激しい争いが続いているのでしょうね。もともと天満屋も新規参入組の1つ。それが新規参入組の「ゆめタウン」に破れたのですから、皮肉と言ったら皮肉です。諸行無常と言ったら、言いすぎかも知れませんが。 |