2013,11,12, Tuesday
私のことを「気まぐれや」とか、「お天気おじさん」とか言う人がいます。確かに信念というか、一途な頑固さはありません。素直が一番の成長の根と考えています。頑固一徹は、星一徹のつまり20世紀の偉人伝説です。だからといって自分の「気まぐれや」を正当化するわけではありませんが。
それでも一言だけ、言い訳をさせて下さい。気まぐれは、その瞬間瞬間において、一所懸命に考えているのです。ただ予定のまま、逆に言えば予定のないまま無為に過ごすのは、実に勿体ないことです。「待てよ」と考えながら、最良の選択をしているつもりなのです。 私も月や週単位で見ると、かなり予定が入っている人間の部類だと思います。それでも、超多忙というわけでもありません。時間的余裕は、十分あります。その時は、出来るかどうかのギリギリのところを狙ってアクションを起こします。その代わり、夜はよほどのことがなければ、動かなくなりました。 今日のように、夜が冷え込むようになると、床暖のある自宅へ帰って、食事をしてからまたこそこそと仕事らしいこともします。L塩田博志に頼まれた会報誌の原稿も書けます。明日発送する、賃貸管理報告書に込める「オーナー様への手紙」も書けます。書いたものは、担当者のメールボックスへ自宅から入れておきます。 このように書き綴ると、実に計画的な一連の仕事のような動きですが、これらもほとんどが思いつきの一つです。哲学的なことを考えているわけではありませんが、常に考えるということは、人間だけに与えられた能力です。そしてこの少しだけ考えることの差が、大きな違いとなって還暦過ぎ頃から表出してくると思います。 さてさて私の「気まぐれや」とか、「お天気おじさん」の本性がどこまで人生のプラスに働くことやら。人生仕事の結果=考え方×熱意×能力の公式に当てはめても、考え方、考えることはすべての基本です。 |