津和野・萩・角島観光と下関・唐戸市場バスツアーの初日でした。中国地方の山間部は見事に紅葉がすすみ、「赤白黄色」と唄われるように、とっても綺麗です。気温も下がって、10度前後になっています。移動は大型バスですから、車内はいたって快適です。ワインや日本酒、はたまたビールなど、この支部は凄い。
髙松を7時前に出発し、瀬戸大橋を渡って山陽道に入ります。津和野で昼食を頂き、松陰神社・松下村塾にお参りします。お参りと言っても吉田松陰を祭る神社ですから、そう大きくはありません。しかし一個人の神社と言いながら、天皇陛下や皇太子も参拝されているようです。
吉田松陰(よしだ しょういん)は、日本の武士(長州藩士)、思想家、教育者、兵学者、地域研究家。一般的に明治維新の精神的指導者・理論者として知られる。獄中にて遺書として門弟達に向けて『留魂録』を書き残しており、その冒頭に記された辞世は“身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂”。
知行合一(知っているだけでは駄目だ。行動に移す)を唱え、自らも行動し、獄中につながれます。多くの弟子を持ち、今日まで慕われている指導者です。
また、家族宛には『永訣書』を残しており、こちらに記された“親思う心にまさる親心けふのおとずれ何ときくらん”も辞世として知られている。自分が、親は元気で暮らしているかと心配している以上に、親は今日の処刑の噂を聞いて、さぞう心配をしていることだろうと詫びている辞世の句です。
このあたりは、大学1年生の頃来たことがあります。ここで知り合った福島の中村さん宅で、その後桃作りの手伝いをさせて頂くことになります。その頃に比べると、随分立派になっています。新しい記念館も完成し、着物に帯刀姿の男女もいて、さらに観光地化しています。ボランティアガイドも常駐し、吉田松陰の人気の程を知ることになります。
研修旅行ですから、最初に「全宅管理・事業と入会のご案内」のDVDを視ました。私の仕事は、これでおしまいです。おやすみなさい。