2014,01,14, Tuesday
13日午後7時35分ごろ、香川県高松市仏生山町の法然寺=細井孝治住職(44)=境内にある仏堂「二尊堂」から出火、木造約240平方メートルを全焼した。火は約4時間後に消し止められ、けが人や本堂などへの類焼はなかった。同寺が所蔵する国の重要文化財4点は別棟にあり無事だったが、ほかに文化財などの被害がないか確認している。
二尊堂は参道途中にある仏堂。高松南署によると、同寺の開門時間は午前8時から午後6時までだが、境内には参道脇から自由に出入りできるため、同署は失火と放火の両面で原因を調べている。同寺によると創建以来約340年間、火災は一度も起きていなかったという。(四国新聞) 恥ずかしながら朝刊を見て、火事を知りました。私は出火時間の3時間ほど前に、その周辺を通りました。母親の月命日が12日で、父親の月命日の25日のどちらかで墓参りをすることにしています。昨日は結婚式のため本日、境内で花を買い求め、墓場へ行く途中に二尊堂の前を横切りました。 今日になって火柱が凄かったと聞きましたが、消防や警察車両の音は、聞いていません。リフォームをして、窓を二重サッシにしたからかも知れませんが、全く気がつきませんでした。昔のように、町内火災を知らせるサイレンも今では鳴りません。連絡を受けた警察官は、非番ながらも着替えて現場へ駆けつけたとか。 本日10時頃、火事見舞いへ行ってきました。境内へ入るのも規制線が張られていて、物々しい状況ですが、火事を聞きつけた町内の人らが集まっていました。新聞記事にあるように、現場へはどこからでも行けます。現場検証中なのか、消防自動車も2・3台駐車しています。報道のカメラも来ています。 哀れ二尊堂、完全に焼け落ちています。殿様の墓所に通じる階段の最初の踊り場に、二尊堂は建っていました。幼い頃は肝試しで、随分怖い思いをした建物です。古いだけでも、恐怖心を煽ります。先輩に言われて、泣きながら来た場所です。 二尊堂は、阿弥陀如来(あみだにょらい)と釈迦如来(しゃかにょらい)2つの仏像を安置していたところですが、別に重要文化財を多く持つ法然寺ですが、周りの樹は焼きましたが、建物類焼はなくて、不幸中の幸いでした。近くに一昨年建立された五重塔もあります。寝釈迦もいます。この程度で済めば、良かった本当に良かった。 |