2014,01,17, Friday
寝ても覚めてもとは良く言ったもので、正月からこっち、(公社)香川県宅地建物取引業協会の地区(支部)を訪ねては、四国連携パッケージ商品等の説明をしています。本日は高松東部支部が神明殿で、また支部ではありませんが若手宅建業者集団「REG」がロイヤルパークホテル例会を開催しています。出かけて説明をさせて頂きました。
これまで有難いことで、仲多度支部、高南支部、高松光洋支部、高松東部支部とその機会を頂きました。いま香川県下で眠っている中古住宅は7万戸あると言われています。これは半年以上生活の拠点となっていない、つまり空いている家です。 この「空き家」を活用をすることで、宅建業者は新たな仕事になるし、貸す方は固定資産税の支払いに充てたり、両親の療養看護費用の一部にすることが出来ます。また借りる方も、古い一戸建て住宅は、便利なところに建っています。それと古いことから、子育てにはもってこいの環境にあります。 こう考えると「中古住宅流通活性化」は、三方よしのアクションです。だがそれを推し進めるには、壁もあります。しかし、不動産価格が値上がりしない昨今、眠っている不動産を動かすことによって、日本国中の資産が目覚めて、新たな不動産価値を生みます。 中古住宅の価格が安いのは、みんなが異口同音に「そうだ」と言います。しかし、「不安」も同時に口にします。インスペクション(建物検査)も、四国連携では目視による非破壊検査で行うことで、パーフェクトではないかも知れませんが、中古住宅を壊してまで検査をしても意味のないことです。 売主がいまある状況をつぶさに「見える化」し、買主がこの価格で買うことを納得すれば、それ以上の心配は無用だと私は思っています。恥ずかしながら3年前までは、私もインスペクションは知りませんでした。 いま不動産業界は、大きな転機を迎えています。やがて、インスペクションをするのが当たり前のようになるでしょう。良い時代になりそうです。物を大事にする、日本古来からの伝統も、何だか少しだけ貢献できているような、すいませんプチ自慢です。 |