私も地元商工会の仲間と酒を飲むのは、本当に久しぶりです。門前まつり、大名まつりの打ち上げにも参加できず、本当に1年以上前のことになります。それを武下会長にも指摘され、低頭平身です。彼らも、「社長日記」を覗いているらしく、私がウロウロしているのは織り込み済みのようです。
地元で進んでいる高松市民病院建設にあわせて、仏生山町再開発、つまり仏生山町のまちづくり検討会も開かれていますが、なかなか参加が出来ず、ついに「息子を出せ」とまで言われてしまいました。それはそうです。私は生きても恐らく20年。若い者が中心となって活躍しないと、舞台設定が小さくなってしまいます。
いま全国で、「まちづくり」が言われています。知恵を出したものが勝つ時代です。私はまず方針指針を決めたら、受け皿づくりから取り組むのが良いと思っています。町内会、仲良し会では、これからの組織は上手く動きません。法人化が必要です。私はNPO法人化を推奨します。
私がビジネスとして取り組んでいる、中古住宅の流通活性化でも空き家対策が大きな課題です。ビジネスでは無償で「空き家」を貰うことは出来ませんが、NPO法人であれば、無償譲渡もあり得ることです。また寄付金で運営する組織ですから、所得税対策者からの寄付も大歓迎です。
そして話題は、過日の法然寺二尊堂の火災に及びます。地元消防団員もいます。彼らから話を聞くと、大変な台数の消防車が出ていたようです。私は全く気がつきませんでしたが、南回り平池堤の周辺に、消防車が並んだそうです。それも第一報が、「山林火災」だったそうです。
数日前に屋島在住の者から聞いたのですが、彼も消防団員で、頓所待機を命じられたそうです。その位、大騒ぎだったようです。幸いにも、法然寺の防火水槽からの取り出し口の口径が、仏生山消防団の通常装備と同じだったために、消火が早く延焼が免れたようです。明日に予定されていた法然寺の防火訓練は、当然のように延期になったそうです。
昨今は、消防署の経費縮小で、各地の消防団の手に自警団組織が委ねられています。仏生山町も、高松市南消防署仏生山出張所が一昨年でしたか廃止になりました。地元に市会議員がいないことが原因とも言われていますが、それだけでもないでしょう。市にもカネがないのです。日本全国困っていると思いますが、県下の火災による死亡者は、早5人に及んでいるそうです。