2014,01,20, Monday
菅官房長官は20日午前の記者会見で、中国黒竜江省ハルビン駅に朝鮮独立運動家・安重根(アンジュングン)の記念館が開館したことについて、中国と韓国に外交ルートを通じて抗議したことを明らかにした。
菅氏は「安重根は我が国の初代首相を殺害し、死刑判決を受けたテロリストだと認識している」と指摘。「前世紀の事件について一方的な評価に基づき、韓国、中国が連携するような動きは、地域の平和と協力の関係の構築に資するものではない」と批判した。(読売新聞) 朝鮮独立運動家・安重根が1909年、初代韓国統監の伊藤博文元首相を暗殺した舞台となった中国黒竜江省ハルビン駅。駅の「貴賓待合室」を改造し、19日、安重根記念館が開館した。消極姿勢だった中国側はなぜ、一転、韓国の要請に応じ、「VIP級」の異例の対応をしたのか。背景には、昨年末の安倍晋三首相の靖国神社参拝を受けた中韓の「反日共同戦線」の強化がある。(時事通信) こんな記事を見て、だから安倍晋三首相が靖国神社参拝をしたらいかんと、私は改めて思います。犯罪者も、国が代わり、見方が変われば「英雄」ですよ。そしてそれが中国と韓国の、共同戦線をはってまでの「日本バッシング」につながっています。 私も日本人ですから、靖国神社参拝もしますし、国のために命を犠牲にした英霊に頭も垂れます。しかしそれは、私が一般人だから許されるのであって、総理大臣はするべきではないのです。安倍さんも、右翼系団体への立ち位置確認の意味を込めて参拝したのでしょう。しかし・・・ 市井では、韓国や中国等に遠慮することなく、安倍晋三首相が靖国神社参拝するのが正しいと言われています。民衆の意見もさもありなんと思います。衆愚やポピュリズムと馬鹿にしますが、庶民とはこんなものです。極端な話しをすると、戦争遂行時に、「この戦争は正しくない」と叫ぶのと同じです。間違いなく非国民と言われ、投獄されたと思います。 従軍慰安婦の石碑と、この安重根(アンジュングン)の胸像はその存在の重大さが違いますが、どちらにしても韓国人、中国人の日本に対する憎しみが込められていると思います。嫌がることは互いに止めれば良いのです。一方的に相手を非難していては、また戦火を交えることになりかねません。 安倍晋三首相が靖国神社へ行っても行かなくても、両国の態度は一緒だという意見を聞きますが、私は違うと思います。韓国の場所は忘れましたが、安重根(アンジュングン)を英雄視する観光地へ行ったことがあります。正直、私には違和感がありました。靖国神社遊就館の零戦も、欧米諸国東南アジア諸国には恐怖かも知れません。 |