公益財団法人不働産流通近代化センターが主管する、「公認不動産コンサルティングマスター」の名称があらたに公募によって決まり、もう3年目になりますか。担当の真鍋茂彦次長が張り切って、いろいろな深掘りを企画実践しています。「公認不動産コンサルティングマスター」は、宅地建物取引主任者資格試験に合格し、5年の実務を経験した者にも与えられる称号です。
本日は、「不動産有効活用専門士」の資格認定講座の1回目の初日です。遅刻早退厳禁と言われても、高松(日本全国)からの1番機で羽田へ着いても、お茶の水までは一時間は掛かります。9:55からのスタートに、汗して辿り着いています。比較的土地勘のあるお茶の水ですが、駅前から随分変わっています。
「不動産有効活用専門士」は、「公認不動産コンサルティングマスター」資格取得者の中から、さらに勉強をした者に資格を与えるというのですが、沢山もらったって、「足の裏についた米粒で、とらないと気になるが、とっても食べられない」と言うのが実態です。この年になって勉強というのも、勘弁してよと正直思います。
そもそも論を言うならば、最近はどの資格でも、資格保持者が高所得者にあらずというのが当たり前になっています。医者も弁護士も不動産鑑定士も公認会計士さえも、資格だけでは「そうですか」と言われる時代です。大変な時代になったと思います。加えてグローバル化すればするほど、国内の資格は飾りになりかねないのです。
本日初日の講義は、10時から17時前まで、途中の休憩も講師の気分次第で短くなります。最後には宿題で、明日のディスカッションの良し悪し、その後に試験をするというのです。私のように夜は友達と呑みに行って、明日は二日酔いかと心配する状態の者には、これは困ります。
その夜の部ですが、元国土交通省土地・建設産業局不動産業課不動産業政策調整官小林正典氏と、本間英明氏らと呑んでいました。小林正典氏とは初めてです。担当官の時は、なかなかこうはいきません。彼は今、道路課へ移動しています。
ホテルへ帰って23時、明日もまた一日缶詰で、最後は試験です。あ~あ~