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成長の経営哲学by幸田昌則
今日は啓蟄。暖かく2里土の中の虫も地表に出てくる頃とされています。しかし寒いですね。こんな休みは、本を読んで静かにしているに限ります。波瀾万丈の人生を送ったリクルート創業者江副浩正氏が、2013年2月急逝した。不動産市況アナリストとして有名な幸田昌則氏は、前職リクルートで住宅情報誌の担当をしていたという。幸田昌則氏が、近くで見た江副浩正氏のことを書いた本です。私も、幸田昌則氏が主催する2014年不動産市況を聞いて、氏が元リクルート社員だったと知りました。

2013年は、奇しくもリクルートの前身の設立から丁度50年目の年だったようです。リクルート流「人材活用術」のすべてが、ここに書かれているように言われています。本を書かないかと背中を押したのが、不働産林流の林弘明(ハート財産パートナーズ代表取締役)氏だったというのも、何かの縁かもしれません。そうです私も林流の、門下生です。

林弘明氏なら出版社は、週刊住宅新報社と決まっています(笑い)。私も共著でここから本を出しています。それも林師匠の奨めでした。そして週刊住宅新報社の、非常勤記者のお役目も頂いています。近々また記事も書きます。ネタは、羽田空港で予約便に乗り遅れたと言うのでは没になります(笑い)。書くのは、四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)に関するネタです。

話しを、リクルート創業者江副浩正から学んだ「成長の経営哲学」に戻します。リクルートが成長を実現できたのは、単に時流に乗ったのではなく、また、江副浩正さん自身の天賦の才能によるだけではなく、極めてオーソドックス、普遍的な企業経営に徹したことによるものであると断じることが出来ると幸田昌則氏。

その基本は、「人材の活用」「組織の活性化」であることは昔からよく知られていることで、「企業は人なり」「企業は人だよ」などという言葉でいい伝えられてきた。当然のように、稲盛和夫塾長の言葉ともダブっています。成功する人の考えることは良く似たものですが、実践し続けた人かどうか。

江副浩正氏も、「とにかくやってみろ」とよく言ったそうです。実行しなければ何も始まらないという姿勢は、終生、変わることがなかったと書かれています。「これからは情報がすべてを決める。その情報は人が持っているんだよ」けだし名言と言わざるを得ない。

この情報ですが、今はビックデータと呼ばれるようになっていますが、「私たちが現在の仕事を始めて間もない1989年の秋に発表した「不動産価格は大幅に下落する」は、バブル期にあり、不動産業界ではほとんど無視され、このことに注目する不動産業者は皆無であった。

われわれは、いち早く各種のデーターからこのバブルの崩壊を予測することが出来た」という慧眼には驚く。これを聞いて、買ったばかりの不動産ではあったが、一気に売り逃げたという高松の宅建業者もいたようです。

私ではありませんが、私も丁度機を一にして、「地価の高騰は続かない」というシンポジウムを、ロイヤルパークホテル高松のB1でやりました。次の日から高松の地価は下落したと、いまだに言われています。

当時を振り返ると、前年の秋頃から金利が上昇しはじめていて、地価の下落は予想されたと言いますが、勢いとしては、下落など全く考えられないまさにバブルでした。9月にNHKが5夜連続「地価は半値になる」と言い続けていましたが、金利と不動産価格は逆の相関関係にあります。

従って昨今の金利が超ヤスの時には、賃貸物件から所有物件へ、お客様の思考が確実に動きます。また同時に、買ったは良いけれど銀行ローンが払えずに競売物件になるのも増えています。ここ数年間に買い求めた物件、高齢者が所有する物件が多く競売化しています。

話しが不動産絡みになると、ついついJR北海道のように脱線します。「成長の経営哲学」に戻します。成功した人の後日談を聞くと、恐ろしく被っているところが多いのです。要するに考え方一つにあるようですが、同時に一つことコツコツという実践にあるようです。

3年毎に1ヶ月の長期休暇を与えるというリクルート流人心掌握法は、中小零細企業には出来ないことですが、いま流に言えば、男性社員の育休も考慮するが会社が、間違いなくES(Employee Satisfaction従業員満足度)のいい会社でしようね。

| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2604 |
| 社長日記 | 08:31 AM | comments (0) | trackback (0) |
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