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被災者の宮本嘉二からのうれしい春の便りです
震災から3年が経過し、復興も順調に進んでいるかに見えますが、同じ場所にあってもその人の考え次第で、まだら模様になっているようです。今日は、宮本嘉二の義兄の佐々木正彦さんが経営する「プロショップまるか」(石巻中央商店街)の話しです。

私も被災の傷跡が生々しい4月の初旬、石巻へ行って、この店の瓦礫の撤去をほんの少しだけ手伝いました。捨て場の瓦礫の山も、生々しいのを幾つか見ました。自衛隊の給水車が、いたるところで活動をしていました。自衛隊は頼もしいなと、改めて胸が震えたのを今でも覚えています。

それだけ「プロショップまるか」が復活して、商売が軌道に乗りつつある状況を聞いて、本当に嬉しくなります。佐々木正彦さんのご自宅は、石巻市内の繁華街からかなり離れた田舎にあります。その分だけ、災害とはあまり縁のないつまり無傷な地域にありました。

私はここで、風呂にも入れて頂きました。被災者の宮本嘉二の家は、風呂はもちろんのこと便所も手動水洗で、佐々木邸で大きなサイズの用も足しました。(笑い)それは冗談ですが、佐々木さんも透析を受けながらの身で、災害復興に実に貢献をしています。

現在、石巻市内の民間賃貸借り上げ(みなし仮設住宅)は約4,400戸、プレハブ仮設は約6,400戸。平成27年から28年にかけて、災害公営住宅は4,000戸が完成予定と言われていますが、それでも不足しています。小欄に何度も書いていますが、復興の「見える化」は、「住宅と仕事」の充足です。

いつまで経っても仮設住宅では、これからのビジョンが描ききれません。補助金・賠償金を貰ってパチンコへ行く親父の姿も多いと聞きます。仕事をしないでパチンコ三昧で夜は飲み屋に入り浸り、こうした被災者もいるようで、被災者嫌いという人も出てきているようです。

もはやここまで来ると、国や県・市町を頼っていては駄目です。自分が何が出来るか。自分が何をするかで、これからの人生は大きく変わることでしょう。悪いのは公共機関ではありません。心のあり方だと私は思うのです。

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| 社長日記 | 09:32 AM | comments (0) | trackback (0) |
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