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第20回サッカーワールドカップブラジル大会のこと
今年2014年6月から7月にかけて、第20回サッカーワールドカップブラジル大会が南米のブラジルの各地で開催されます。もう既に日本チームの選手23人も選抜されて、本戦モードが高まっています。私も昨年ブラジルへ初めて行きましたが、遠いだけに魅力が最大化されます。

36年ぶりの南米開催、64年ぶりのブラジル開催ですが、ブラジルではまだ競技場が完成していないところがあるとか。さすがブラジル、おおらかな国民性が随所に現れています。私も昨年、工事中の現場を見ましたが、工事をする傍らで、コンクリートを削岩ドリルではぎ取る作業もされていました。

また1つの班が作業をしている傍ら、座って談笑に励んでいる班もあるなど、正直スタジアムの完成は、試合直前だなあとその時思いました。また心配なのは、ワールドカップ開催に反対する大規模なデモが発生しているという現実です。多額の開催費用を、生活や教育費にまわせというのが主張らしいのですが。

過去に読んだ「ハゲとビキニとサンバの国」井上章一氏の著書でありますが、ブラジルの大学に招かれた氏が、ブラジルから日本を見た感想を書き記しています。副題に、「ブラジル邪推紀行」と書かれています。どう考えても、ハゲとビキニとサンバの関係は分かりません。

「カリオカ」という言葉がある。「リオデジャネイロ」で生まれ育った人をさす。都会的で、洗練されており、遊び好き。人生をエンジョイすることにたけている。仕事よりは趣味娯楽、あるいは色恋におもむきやすい。そんな人間像が、浮かんでくる。

これに対して、「サンパウロ」育ちの人々は、「バウリスタ」と呼ばれている。仕事ぶりはしっかりしていて、堅実である。彼らなら、信頼して、いろいろなことがたのめる。時間もきちんと守るし手は抜かない。ビジネスも、一緒にするならパウリスタ・・・。

イソップ童話に、アリとキリギリスの話がある。そのアリが「パウリスタ」で、「カリオカ」はキリギリスめいた存在として語られる。リオデジャネイロとサンパウロは、ブラジルを代表する2大都市である。その2つがキリギリスとアリになって向かい合う。

面白い話があります。第15回アメリカ大会(1994年)開幕直前、当時ブラジル代表だったロマーリオの父親が、何者かに誘拐されて犯人から8億円の身代金が要求されました。この時ロマーリオは、「父親を返してくれなければW杯には出場しない」と犯人に逆要求。犯人はこの発言がテレビで放送された直後、父親を解放しました。

サッカーの競技人口は、2億6,500万人(FIFA発表)を超えて、世界で一番人気のあるスポーツの1つです。日本でも代表戦の戦いには、社会ニュースになるほど過熱しています。今回のW杯アジア地区最終予選がおこなわれた2012年の年間テレビ高視聴率は、10位中7番組をサッカー試合が占めました。

このためW杯の日本国内の放映権料は、2002年の日韓同時開催(日韓大会)が65億円だったのに対して、2010年前回の南アフリカ大会では200億円まで高騰し、さらに今年のブラジル大会では、400億円になると言われています。私も日本チームの試合は、自宅で観ていることだと思います。

第17回2002年日韓大会で、カメルーン代表チームのキャンプ場になった大分県中津江村は、キャンプ地としての経験資産を持続的に活用して観光開発に取り組み、10年以上経過した現在でも年間20万人の訪問客が来ているようです。W杯は、大いなるビジネスチャンスでもあるのです。



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| 社長日記 | 09:18 PM | comments (0) | trackback (0) |
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