本日は二十四節気の第8番「小満(しょうまん)」だそうです。現在広まっている定気法では、太陽黄経が60度のときで5月21日ごろ。万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ。麦畑が緑黄色に色付き始める頃とウィキペディアフリー百科事典には書かれています。
また沖縄では、次の節気(芒種)と合わせた小満芒種(すーまんぼーすー)という語が、梅雨の意味で使われるようです。そう言えば讃岐路では、麦刈りの頃だったですか。この周辺では、麦作が全く姿を消してしまいました。元麺職人の記憶では、この頃収穫した地の麦で作るうどんは、最高の味でした。
さて標題の、「鼓童ONE EARTH TOUR2014~神秘」を聞きに行きました。正直な話し、聞くと見るが同列のような太鼓パフォーマンスです。「聞かす太鼓」「見せる太鼓」どっちが上か下か、区別がつかないまでの技です。演出は、板東玉三郎氏の仕事のように書いています。来月27日、お目にかかったときに聞いてみます。
半月前に、自衛隊善通寺駐屯地の太鼓隊に遭遇しました。普通に言えば、太鼓演奏を聞いたとなるのでしょうが、こちらも肉弾戦でした。自衛隊は力勝負の演奏、鼓童は技の演奏といった印象でした。本日舞台の15人は、何度かのアンコールに応えていました。5回ぐらいはやったでしょうか。
明日は愛媛県の宇和島、次は松山市内で演奏するようです。こうでないと、なかなかメジャー集団が四国へわたって来ることはありません。高松の港頭地区には、サンポートホール大小ホールや、県営ホールとか、2000人収容の器が複数あります。
今回の主催は、岡山音響です。岡山のような新幹線駅街では、イベントコンサートが多いのですが、要するに招く側(ギャラの保証)の存在です。興業ですから、当たり外れもあります。イベントコンサートは、今でも昔と同じ構図なのでしょうか。
「鼓童」、洗練された太鼓パフォーマンスを見せてもらいました。私が出来る音楽は太鼓と、鼓童の中にもありました「笛」かなと思っています。太鼓は、集団練習ですからままならず、笛はどうにかならないかな。