2014,06,08, Sunday
高血圧症と診断されたことを、あれからズーと引っ張っています。新聞の広告欄でこのタイトルを目にして、取り敢えず読んでみました。私が知っていることの多くが、この中に書かれていました。自分の知識も、間違ってはいない。しかしそれ以上に、目新しいことは本当に少ない。
しかしその中で、首にタオルを巻くと良いという一つの方法、首をネクタイで締め付けないのが良いという方法、ベルトをきつく締め付けない、出来ればベルトよりサスペンダーがいいということ。ふくらはぎを揉むと血行が良くなることなどが新発見でした。 こうしてまとめてみると、まだまだ無駄な抵抗にも一縷の可能性があるように思えます。医者からは、「降圧ライフ」を薦められると同時に、薬の服用を強要されました。しかし薬漬けで、降圧を心がけた生活が出来なければ、これは元の木阿弥。一錠から二錠にすれば良いという問題ではないように思います。 要するに減塩食を食べて、運動をすれば良いのですが、一日の塩分摂取量6グラム内と言っても、ラーメン一杯でそれをオーバーしてしまいます。ここでこの本の記述を引用すれば、「ラーメンはスープを半分残す」ようにすれば大丈夫なのです。 降圧ライフとか減塩ライフとか言っても、決して食べたいものを、絶対に食べないなんて考えないで、その量と食べる時間でも随分変わるように思います。ようするに何事にしても程度ものだと言うことでしょう。特に醤油はかけるものではなくて、つけるものだそうです。 著者は渡辺尚彦さんで、アスコムから1千円で上梓していますが、「渡辺式血圧を低下音頭」という歌も作曲し、高血圧で悩む人々の血圧の安定を願っているそうです。耳の痛い標語が並びます。 【け】 決してタバコは吸いません 【つ】 強い血管作りましょう 【あ】 熱いお湯には入りません 【つ】 常に気分をリラックス 【お(を)】お酒はいつも控えめに 【て】 適度な塩分、たっぷり野菜 【い】 何時でも歩いて出かけましょう 【か】 快眠、快便、腹八分 |