本日は大阪支部の総会に、はじめて参加しました。東京と比べれば距離的には近いのですが、この時期は毎日のように総会が重なり、苦しい日程調整が続きます。東京支部は7月第1土曜日と決まっているそうですが、7月になれば総会も終わっています。
そんなこともあって、東京支部総会へは4度行きました。昨年は80周年記念総会と言うことで、全国から330人ほど集めて、東京ビッグサイトで開催されました。東京支部はここ数年、安西愈支部長と榎本恵一支部長代行を中心に、組織の再編成が進みました。
紫雲会本部も東京支部に見習うことが実に多く、特に経営感覚に特に優れています。会社経営は経営の代表格ですが、学校経営や病院経営など「組織経営論」も最近は聲高に言われています。
やはり「リーダー」次第かなと思います。もちろんリーダーの個人資質も問題ですが、時間がたつとまたリーダーになった人の人格が変わる場合もあります。リーダーは就任時より、退任時の心のありようです。
本日の大阪支部では、真鍋健彦紫雲会会長挨拶、安西愈東京支部支部長挨拶の後に、横山賢治校長の報告がありました。特に大阪支部の最大の関心事、野球部監督の交代や長尾健司新監督の人柄などの披露もありました。私もまだ生長尾健司監督とのお目見えはありませんが、楽しみな監督さんです。
この席で、「古豪復活」を目指して!と題した長尾健司監督がしたためた方針が配られていました。私もはじめて目にする一枚の紙です。まずGOAL目的は、「野球を通じての人間形成」とあります。その下に、「強靱な身体と不屈の精神」を養い「協調の心」と「礼儀正しい人間づくり」4つの躾<時間厳守・礼儀・責任(役割)・清潔>。
ATTITUDE目標は「全国制覇」~一戦必勝~
チームが勝つことを目指し、その過程で公正・努力・工夫・自制・協調・寛容等、人間形成を行う。
CPNCEPT方針は、「感動野球」
野球の魅力は感動。本当の感動は、本気になってやった後にこそ味わえる。日々の練習で培った技と力をおおぶたいで発揮し、ベンチとスタンドが一体となった、痺れるような試合をする。
《髙松商業が目指すべき野球》
1投手を中心に全員で守り勝つ!
・相手に先の塁を与えない。
2少ないチャンスを生かして得点する!
・常に全力疾走で次累をねらう。
このような方針を、4月1日に生徒の前に大書し、開口一番「ゴメンな!黒坂監督だと思って取り組もうとしたみんなゴメンな」と言ったと聞いています。先に4160万円を集めて完成した雨天練習場も、長尾健司監督は6時半からここに立っているそうです。もうバッティングマシンの腕が壊れたと、校長がぼやいていました。
マシンの1台は、ロッテに入団した松永昂大先輩が贈ったものです。高商はこの大阪支部・東京支部など内外一団となって甲子園出場を目指して取り組んでいます。18年間聖地に届いていません。香川県下には新鋭の大手前高校や英明高校などの力が伸びていて、力は拮抗しています。楽しみな後輩の活躍期待です。