今日は朝からバスで、京都へ移動しています。盛和塾香川の28名が、新しくなった京セラ本社ビル南隣に同じく新設された「稲盛ライブラリー」の見学が目的です。旧のライブラリーは、2年前にやってきました。塾長が講演で、機関誌でCDで語る証拠品がここに並んでいます。
バスは京都南インターから京都へ入り、食事処へ行きます。清水寺の近くですから、清水寺観光客でバス駐車場から一杯です。着物姿の若い女性が多く目につきます。京都で流行している着物の貸出で、観光客も京都人のように変身しています。
また外国人観光客の多いこと。さすがに京都は、大きさが違います。懐が深いというか、包容力に溢れた街です。そしていろいろな物が売られていますが、ここであれば、何でも売れそうな雰囲気です。販売員さんの接客態度が自然で、こちらも洗練されています。決して高価格というのではありません。
さて稲盛ライブラリーですが、今日は特別に、KCMC松永一博氏が「アメーバ経営誕生の背景と3つの目的」で講演をして下さいました。東京での大切な商談を反故にして、今日わざわざ京都まで来てくれたようです。アシスタントの三島裕貴さんも2次会までつきあわされていました。
彼らからしたら営業ですが、塾生からすれば、コンサルタントとしての働きについての質問が飛びます。1次会から2次会まで、彼らも大変です。そう1次会ですが、「木乃婦」という料亭でした。京都らしいと言うか、細い石畳を奥へ進みます。老舗の一つだろうと思います。
2次会は「京都経済倶楽部」という、稲盛和夫塾長ゆかりの会員制倶楽部です。ここは女性がいる場所ではなくて、文字通り倶楽部です。昔の紳士の集う場所です。ちなみにホテルは、「ホテル日航プリンセス京都」です。旧の盛和塾本部も、確かこのあたりにありました。今は先の稲盛ライブラリー内にあります。
いろいろ学んだことはまたの機会に紹介するとして、明日は伏見稲荷などを見学してバスは高松へ帰りますが、私は昼から、途中下車で梅田でのセミナーを受講する予定です。初日、大いに勇気をもらった1日でした。
また本日は、稲盛財団(稲盛和夫理事長)から第30回京都賞の受賞者を発表しています。「思想・芸術部門」には、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)の染織家志村ふくみさん(89)が、その他の部門の2人とあわせて3人が選ばれていました。授賞式は11月10日。左京区の国立京都国際会館であり、各氏に賞金五千万円とメダルが贈られます。