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京都から大阪梅田へ緩から急へ
ホテル日航プリンセス京都で目覚めましたが、デラックスルームです。JAL応援団をしはじめて、ANAホテルとJALホテルをよく比較するようになりました。ここ京都はJALホテルのほうが、料金は高いと聞いています。そんなに大きなサイズではないようですが。ホテルの値段は、何で決まるのですか?

京都は昔も今も、変化を続けている街のように思われます。最近の流行の一つは、東南アジア諸国からの観光客です。つい最近も、マレーシアなど3国のビザなし渡航が拡大されています。これは安倍晋三首相のいう規制緩和策だと思いますが、2020年東京五輪までは、これが続くと思います。

その延長線上に浮かんできたのが、カジノ構想です。私は縛才がないのでまずカジノには足も向けないと思いますが、それでも団体旅行(経済視察)などで行くとなれば、断ることも出来ないと思います。そうすると、私のところの福沢諭吉さんも、1人2人は外出して恐らく帰ってこないでしょう。

確かにカジノは、魅力的な観光スポットになると思いますが、私は弊害も多いと思います。「熔ける」を書いた大王製紙創業家三代目井川意高氏のような御仁も、次ぎに続く人が増えると思います。世界最大のカジノはラスベガスですが、今はコンベンションセンターとしても、インターナショナルショー劇場が集積している場所としても世界一です。

しかしそれはここ10年のことで、それまでは博打につきものの売春や薬の密売など、好ましくない一面も持ち合わせていたと聞きました。そこからの脱皮に、アメリカはネバダ州のみならず、合衆国政府機関までを使って排除に時間と金を使いました。私は日本にカジノは、いらないと思います。

行きたい人は、韓国でも、マレーシアでもマカオでも、比較的近くにあるではないですか。そんなに国内に、世界のいいとこ取りの場所ばかり作っては、日本から海外へ行く人が減ります。こんな魅力的な京都とか、大阪・高松が東京以外にもあるのですから。

バスは9時に出発しますが、盛和塾の食事は7時です。と言うのは塾長例会の翌日、稲盛和夫塾長は7時にその宿泊ホテルの日本食の朝食を食べることが多いのです。追っかけ組でそのあたりの事情を熟知している塾生は、それに合わせて朝食会場で待機するというのがあたりまえになっています。

ここホテル日航プリンセス京都の朝食は、私がいつも食べている和風ビッフェスタイルではなく、きちっとお盆に乗った一人前が出てきます。確かに豪華な朝食ですが勿体ない、ここまではいらんでしょう。と偉そうなことを言いながら、その実は、朝食もパック盛和塾料金で泊めて頂いております。

バスは2~3箇所の観光地を巡り、昼食会場入りとなりますが、私ははじめて「伏見稲荷神社」へ参拝しました。大きな日本三大稲荷の一つですが、ここの看板は千本鳥居です。「ジャンジャンジャン・・・」土曜ワイド劇場の画面でも度々出てきますが、人をあやめるのによく使われる場所です。

ある意味ランドマークになっていて、あの朱い数多くの鳥居が並んでいるのは、言わずもがな「伏見稲荷神社」だと視聴者に分からせる説得力があります。さっき言いそびれましたが京都の最近の流行の二つ目は、昨日も書きましたが、「着物」着用の若者です。今日は男子もいましたが、やはり女性が中心です。





月桂冠大倉記念館で酒造りの工程を学び、ここでしか手に入らないというレトロ酒を買い求めました。国鉄からの要請で、車中で呑む清酒の開発ですが、中身もさることながら、頭のキャップはお猪口代わりで、車内が揺れても元へ復元されてこぼれにくいという工夫がされています。と言われたらやはりこれを買いますよね。

そしてなぜか次の黄桜酒造で昼食を頂き、私はバスを降りて京阪電鉄を乗り継いで、梅田スカイビルの相続アドバイザー協議会のセミナーを受講しました。江口正夫弁護士の話しだというので、予定に入れてありましたが、芳賀則人氏(東京アプレイザル代表取締役・不動産鑑定士)から、前日お誘いのメールが届いていました。

数日前にも書きましたが、これからの不動産業界の小ネタは「相続」です。この相談案件が江口正夫弁護士の話しの中では、25年度中125万人が逝去している中で、家庭裁判所へ調停を申し込む案件が17万件で14%もあるそうです。20年前は、死亡者80万人で家庭裁判所へ持ち込まれた件数は数%(4万件)と言いますから、その数の突出した大きさにビックリします。

話しは逸れますが、昨今自殺者は3万人、死亡原因不明者は10万人いるそうです。その内の3分の1の3万人強は、自殺者でないかといわれています。すると推定6万人の自殺者がいるわけです。ボランティア協会が自殺防止の「命の電話」とか懸命の努力をしているのですが、24時間運営でボランティアが足りません。

友達がこのための研修を受けて活動に参加していますが、県も国ももう少しこのあたりに目を向けないとまずいと思います。香川県警でも死亡事故ワースト記録返上として、朝から高松築港あたりに警察官を貼り付けていますが、交通事故死は1万人弱、自殺者は推定6万人です。

私もボランティアに誘われたことがありますが、私は「死にたい」という電話に「迷惑かけずにどうぞ」と言ってしまいそうで、ボランティア活動は遠慮しています。私のように自殺を考えずにここまで生きてこられた者は、ある意味幸せです。話しを相続に戻します。

昭和の時代は、「相続=すがたをつぐ(家業を継続させる)」でしたが、平成の時代は「遺産分け」になってしまったようです。昭和20年の敗戦から、正式には民法改正があった昭和22年から、家督相続が廃止され、均分相続に変わったのは皆様もご存知だと思います。

遺言(ゆいごん・いごん)≒遺書(いしょ)は違います。まず自分のプラス財産とマイナス財産(借金・銀行ローン等)を正確にピックアップして、遺言を作るべきです。しかし遺言は、不平等を持ち込むことになります。でもそれを被相続人(死んで財産を渡す人)が生きている内にすれば、不公平ではないのです。意味があってそうすると、父母が付言事項をつけて争いを防止します。

相続で揉めたら、その後の兄弟親子の縁は切れてしまいます。それは1代で終わらず、子や孫まで波及します。奪い合えば足りず、分け合えばあまるのが遺産です。稲盛和夫塾長の言葉であれば、「利他の精神」かな。この2日間、稲盛和夫塾長にはじまり、相続アドバイサーで終わりました。


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| 社長日記 | 10:23 AM | comments (0) | trackback (0) |
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