9時から、全国不動産政治連盟の総会です。会場は昨日と同じ、ホテルニューオオタニ芙蓉の間。ここでは「宅建取引士」誕生の話題で、執行部も鼻息が荒いのです。来賓として、片山さつき議員も来ています。彼女は全国区ですから、昨日も懇親会に顔を出していました。
「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」へ名称も変更になりますが、これから何かと慌ただしくなると思います。反社会的勢力との付き合いは、われわれのように多くの宅地建物取引業者は接点がありませんが、わざわざ法案に書き込まれていることですから、断絶が求められています。
また研修なども、増えてくるものと思います。業界の地位の向上は、私のライフワークでもあり、誠に喜ばしいことです。私は業歴33年ですが、私より業歴の長い人ほど、この名称変更を喜んでいます。
次ぎに、昼前ですが全国賃貸不動産管理業協会(全宅管理)総会です。第13回総会と全宅連44回総会と比べたら歴史は浅いのですが、宅建業界のこれからの成長柱です。既に市場は食い尽くされたという感じもしますが、とは良いながらまだまだ大家さんの自主管理物件も3~4割はあります。
空き部屋が増えると、プロの管理業者に託すようになります。これからは、空き部屋対策が大家さんの一番頭の痛い課題です。この全国賃貸不動産管理業協会(全宅管理)は、全宅連10万社全員を対象にしていますが、入会金や年会費も別途必要になり、現在は6千人が加入する最大規模を誇る賃貸管理団体です。
これを更に、1万人にまで拡大することが新年度の方針であります。そのために、北里厚全宅管理会長が全宅連副会長へ上がったために、静岡の市川宜克会長が全宅管理の会長に就任されました。そして佐々木正勝業務企画委員長が、専務理事に選ばれました。
私もここの理事を2年間、香川県枠として一つだけ与えられた椅子を守りながら、会員の業績向上策と会の発展の為に微力ながら尽力するところであります。