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平成26 年9月24 日九州電力株式会社発表に激震が
本日は、盛和塾香川木曜会です。代表世話人山地真人氏をはじめとして、世話人の呼びかけで今週も木曜会が開催されています。これまで記録された稲盛和夫塾長講話のDVDを観て、勉強会を進める企画です。DVDは門外不出で、ここ稲盛ホールでしか観ることが出来ません。

山地代表世話人の話しの中で、九州電力が24日、工業用太陽発電の買取を保留するとの発表をしたとかで、太陽光発電の建設工事に関与している関係者へ、激震が走ったと言うのがありました。

私も業界は違えども、「太陽光発電はバブル」であると考えています。一番の被害者は、それを受け持つ工事業者です。メガソーラーともなれば、数億から数十億規模の発注になります。これまでの売上の額の2~3割増しが良いところの売上を20~30倍に引きあげます。

それなりの人の手配、機材の手配など、受注に繋がる準備をし、また稼働もして莫大な売上と利益を稼ぎます。しかしそれが僅か2~3年では、本当にバブルです。平成2~3年の土地バブルと、実によく似た構造です。気になって、九電のホームページを開けてみました。

九州本土の再生可能エネルギー発電設備に対する接続申込みの回答保留について平成24 年7 月の固定価格買取制度(以下、FIT)開始以降、太陽光発電(以下、太陽光)を中心に再生可能エネルギー(以下、再エネ)の普及が進んできました。

特に九州は、太陽光のFIT による設備認定量、及び既に発電中の設備量のいずれも全国の約1/4を占めており、他地域と比べても再エネが急速に普及拡大しています。

当社は、国産エネルギーの有効活用、並びに地球温暖化対策として優れた電源であることから、再エネについては、水力、地熱などを積極的に開発するとともに、太陽光などの受入れを推進しており、合わせて更なる再エネの受入れ拡大に向けたスマートグリッド実証試験などの取り組みを行っております。

そのような状況において、本年3 月の1 か月間で、それまでの1年分の申込み量に相当する約7 万件もの太陽光の接続契約申込み(以下、申込み)が集中したことから、内容の詳細を確認してまいりました。

その結果、7 月末現在の申込み量が全て接続された場合、近い将来、太陽光・風力の接続量は約1,260 万kW にも達することが判明しました。これらの全てが発電すると、冷暖房の使用が少ない春や秋の晴天時などには、昼間の消費電力を太陽光・風力による発電電力が上回り、電力の需要と供給のバランスが崩れ、電力を安定してお届けすることが困難となる見通しです。

以上の状況を踏まえ、当社は昼間の揚水運転の実施や地域間連系線を活用した九州外への送電など、現状で可能な最大限の需給バランスの改善策により、九州本土において再エネをどこまで受け入れることができるかを見極める検討を行います。

この間(数か月)、別紙のとおり、既に再エネの申込みをされている事業者さま、及び今後新規申込みをされる事業者さまにつきまして、申込みに対する当社の回答をしばらく保留させていただきます。

ただし、ご家庭用の太陽光(10kW 未満)などは、当面回答保留の対象外とします。当社といたしましては、電力の安定供給を前提として、今後も再エネの円滑な接続に向けた対応を進めてまいりますので、関係者のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

長くなりましたが、以上が九電のホームページに書かれている内容です。四国各地の山間部でもメガソーラー計画がどんどん進行中であります。国の方針に九電は逆らえるのか。行政指導か経営か、遅かれ早かれ第2の九電が出るでしょう。

またため池日本一の香川県としては、公有地として、ため池でのメガソーラー施設の計画をしています。7月5日の四国新聞では、ため池を活用した太陽光発電については、実証実験の実施場所として、善通寺市吉原町の吉原大池に決定。

10月にも同池に電池容量10キロワット程度の発電装置2基を設置する。1年間以上の実験を経て2016年度内に結果を取りまとめ、事業化可能か検討すると報道されています。

これを受けて昨日の香川県議会では、わざわざ「実験開始時期は?」という質問を社民連合の議員さんがしています。既に新聞報道されている内容です。これが議会の一部なんですね。それはそうと、8月には京セラが水の上に設置(淡水?)するメガソーラーシステムの完成を報じています。

京セラは(8月)29日、水上に太陽光パネルを浮かべる大規模太陽光発電所(メガソーラー)を、2015年度中に全国の約30カ所のため池や調整池で稼働させる計画を発表した。第1弾として、9月から兵庫県加東市で建設を始める。

全国各地でメガソーラーの導入が進み用地が減少しているため、ため池などを活用する。水上型は水でパネルが冷却されるため、一般の太陽光発電より発電効率が高いという。約30カ所で計60メガワットの出力を目指す。京セラと、リース大手の東京センチュリーリースの共同出資会社が運営する。

ますます混迷を深める太陽光発電、吉と出るか凶と出るか。かく申す私も、メガソーラー規模ではありませんが、10キロワット超の太陽光事業をやっています。私もバブルの当事者?


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2807 |
| 社長日記 | 08:44 AM | comments (0) | trackback (0) |
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