■カレンダー■
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
<<前月 2024年05月 次月>>
■お問い合わせは■
松野不動産電話番号:087-888-0011
■過去ログ■
社長日記過去ログ
■メニュー■
松野不動産ホームページ
■管理者■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■新着記事■
■カテゴリー■
■月別アーカイブ■
■リンク■
■その他■
■来訪数■
合計: 2336716
今日: 1117
昨日: 3361
 

香川県下の飲食店数の盛衰
四国新聞によると、うどんに代表される香川の外食産業。四国新聞が、電話帳で調べた結果、昨年は82業種、5875店あるそうです。新聞紙面では、2014年と20年前の1994年を比べています。電話帳統計ですから、実態とは少し違っているかも知れませんが、総数も8352店から5875店と、約2500店も減少しています。

傾向の推定ですが、店主らの高齢化も一因ですね。20年前に40歳のご主人は、当然ですが今では60歳になっています。次を考えた時に、後継者問題が浮上します。自分はともかく、後継者の懐を考えると、跡を継げとはなかなか言えないのです。さりとて、後継者も別の確固たる職場を持たない。

話題を紙面に戻しますが、興味ある順位ですが、1位は昨年も20年前も「スナック」です。しかしその数は、1756店から652店へと4割程度に減少しています。20年前は、私も2軒3軒とはしごをしていましたが、今は一次会の飲食店といっても食事会で帰宅しています。確かにスナックへは行かなくなりました。

また失礼ながら、働く人も年を重ねました。若い女性は、スナックよりも稼ぎの良いキャバクラなどへ行きます。高松の繁華街も、20年前の勢いは失せたと言っても、22時頃は街頭に大勢の美しい女性がたむろしています。と言うことは、この時間帯にお客が店内にいない?

またまた紙面に戻ります。食べるというと、「居酒屋」が今は主流ですが、こちらは20年前は第8位の314店でしたが、昨年は2位で595店あるそうです。居酒屋は安くて、老若男女から子どもまで行けます。全国展開している居酒屋も、高松を中心に多店舗展開しています。食べて呑んで楽しんで、そんな店が支持を集めているようです。

さてさて大関「うどん・そば店」ですが、順位は両方とも3位で、数も不思議に変わっていません。20年前は557店で、2014年は580店です。ただし店舗規模が大型化しています。丸亀製麺高松1号店は撤退しましたが、あの規模の店が街中も郊外も多くなりました。

私も元麺職人ですから、うどん店には昔も今も関心が高いのです。昔は、美味いうどん店は小規模店で、大きなうどん店は美味しくないと考えていました。それが今は、大型店も美味いし、複数店舗化しているところも品質は上位で安定しています。管理能力も、経営力の一つです。

最後に凋落の「喫茶店」ですが、1994年には2位で1714店あった喫茶店ですが、2014年は4位の560店になっています。どこにでもあった喫茶店ですが、本当に少なくなりました。高松の喫茶店では、うどんを出す有名店も当時はありました。

これからの20年を俯瞰すると、「コンビニ店」はどうなっていますかね。私はコンビニ店の数は、増えていると思います。田舎では郵便局とコンビニ店が同居し、公共サービスも提供するようになっていると予想します。そして老人宅へ宅配するサービスが、漏れなくついていると思います。

つまり必要なものが隆盛を極め、役割を終えた業種業態が衰退する。この原理原則は、昔も今も変わっていないのですね。その変化に乗れるかどうか。それは誰にも分からないのですが、歴史にその兆候が見え隠れするようにも思います。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2942 |
| 社長日記 | 09:32 AM | comments (0) | trackback (0) |
PAGE TOP ↑