平成27年2月25日(木)13時から、徳島県建設センター6階で、四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)主催の、㈱シーエムシー一級建築士事務所の「住まい安心サービス」説明と、住宅保証機構㈱による「登録検査機関要件」を満たす瑕疵担保保険利用のための研修会が、四国ではじめて開催されました。
四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)は、国土交通省より平成26年度「中古不動産流通市場の活性化に関する調査検討業務」の中核事業である、「業者間連携による新たなビジネスモデル等に関する調査・検討業務実施者」として採択された協議会です。
同協議会の活動は3年目に入り、中古住宅の購入売却を検討されている方へ、安心して売買が行われるようインスペクション業務を中心とした「安心サービス」を提供しています。
そして今年度から会員内にもインスペクターを養成することとし、初めての養成講座を開会したものであります。その背景には、公益社団法人徳島県宅地建物取引業協会(木村正美会長)が同協議会の会長に就任して、隗より始めよと、四国3県に先立ち開催したものです。
研修会には、建築士資格を持つ宅建業者が約50名集まり、木村正美四国連携会長より、四国連携のこれまでの歩みと、これからの展望に、自前インスペクターが必要になると熱く語る挨拶に聞き入っていました。
また木村正美会長は、今期公益社団法人徳島県宅地建物取引業協会の会長に就任されて、空き家対策を徳島県内自治体と連携し、県内数カ所で初めての相談会を開催したり、公益と収益向上に熱心に取り組んでいます。
安心サービスの提供は、不動産流通業者から4県宅地建物取引業協会を通じて、大阪に事務所がある㈱シーエムシー一級建築士事務所へ連絡します。それによって、四国連携パッケージ商品(①インスペクション②補修見積もり③シロアリ検査と1年保証④シロアリアフター点検(1年後)⑤住宅履歴情報登録)がワンストップで提供されます。
検査の結果、問題なければそれを持って購入者が、瑕疵担保賠償責任保険に加入することが出来、問題があればどのように解決するかの相談も出来ます。これから求められる中古不動産取引における情報提供推進モデル事業です。