2015,04,05, Sunday
とんでもない優良企業が、香川県にも誕生していました。昨日の、日本銀行髙松支店大川昌男支店長の話しにも、雇用機会の創出が叫ばれていましたが、野外や生産現場で使用する、業務用知能移動ロボットを創造することを目的に、2004年に国立大学法人香川大学からスピンオフしたベンチャー企業です。
初期の2004-2005年度、次世代ロボット開発プロジェクト(プロトタイプロボット)を実施し、窓清掃ロボット”Wall Walker”を愛知万博に出展したところ、同ロボットはGood Design賞を受賞。現在、ソーラーパネル清掃ロボットの基盤技術の一つになっているのです。 「世界初水を使わず、太陽電池を自動で清掃」。砂漠などの、乾燥地域における太陽光パネルの清掃をするロボット技術です。水を使わず、ブラシで清掃します。センサーを使った、自動走行システムにより、自動的に太陽光パネルを清掃します。パネル同士の隙間もなく、難なく移動します。 加えて軽量で、一人で持ち運びが可能です。軽量と言うことは、太陽光パネルに与える悪影響もほとんどありません。バッテリーによって、ケーブルレスで動作してくれます。手作業に比べたら、使う場所の賃金水準にも寄りますが、アラブの砂漠地帯で5分の1と試算されています。 またこれらの技術の応用として、壁面移動ロボットを作っています。壁に吸着し、自由に移動し、建物や橋脚の老朽化検査や清掃・メンテナンス等への応用開発がなされているようです。 未来機械代表者三宅徹氏を、池田塾池田裕子事務局長さんは、手塩に掛けた息子のようだと三宅さんを溺愛していました。香川大学からの成果物誕生は、これも嬉しいことです。移住に際しての雇用も、出来るだけ高水準な賃金が喜ばれます。この未来機械の賃金は、高そうですね。他者の追随を許さない技術です。 ホームページはここをクリック |