2015,04,07, Tuesday
全国ネタを扱わない小欄ですが、隣の徳島空港でのよもや事故かという問題を、徳島空港の管制をしている海上自衛隊は問題なしと発表しています。冗談か、はたまた馬鹿かと言いたい。というのもこのところの霧の発生で、高松空港天候調査のため徳島空港への着陸もあり得ると事前通告がされている実情があります。
アナウンスされるのは、「羽田空港への引き返し」「大阪空港へ着陸」「徳島空港か岡山空港」への着陸とか脅されます。私は、このケースでの被害経験はありません。有難いのですがパーフェクト、「何度も分からないと言われながら、完璧に」高松空港へ降り立っています。もちろん機長の努力に、他なりません。 問題は、5日日曜日の11時前後に徳島空港でおこりました。一人で管制をしていた自衛官が、滑走路内の電球交換のために進入していた修理車両に、退避命令を出し忘れ、JAL機の着陸を誘導したのです。うっかりミスには違いないが、大事故への一里塚になるところでした。 アンドレア・ルビッツ副操縦士の出現から、世界中が2人でやろうと言いだしたところです。海上自衛隊もシステムエラーを認め、2人体勢を早急に実施したら如何。今回の事故回避は、機長のとっさの判断で、「タッチアンドゴー」と呼ばれる訓練の賜物だが、訓練ととっさの出来事は心構えが違います。 慌てたでしょうね。今年9月の盛和塾世界大会で、植木義晴社長に聞いてみます。毎年必ず、この機会でお目にかかっています。この機長への事情聴取も、必ずしていると思います。貴重な報告の一つに違いないのです。 自衛隊の航空部隊は、海も空も緩い。3.11の仙台空港の自衛隊機損失を、私は今でも覚えている。日曜日だから本来4人体制のところ1人で勤務が出来ると考えていたようだ。有事の際はどうなるのか。スクランブルもない徳島空港は、日曜日は民間機の離発着のみ。軽い軽いと、管制官は思っていたのだろうか。 徳島人も、軽く見られたものだ。香川県人も先の霧等では、本当にこんな空港へ降りることにならんとも限らない。であればここ一番声を大にして、「自衛隊よ機材も人も、国民のもの」。霧のため徳島空港への着陸の可能性がある時は、私は徳島空港だけは拒否して、搭乗しません。 |