徳島から急ぎ帰り、二見尚子さんが今日オープンするという「珈笛画廊ほのほ」のオープニングイベントへ駆けつけました。場所は、高松市内中野町、四国新聞本社西隣にある「旧二見会計事務所」です。二見会計事務所は、上福岡町の岩村事務所との合併で、移転しています。
1階が、「ワークショップ喫茶」で2階が、成瀬政博氏の作品を展示したギャラリーです。本日は成瀬氏も、朝からこれまでの自分史を対談方式の掛け合いでやっていました。成瀬氏は、週刊新潮の表紙絵を担当されている著名や画家です。二見さんは、成瀬政博氏のピエゾグラフを1年間低価でレンタルしようとしています。
そうこうしている時に、髙松栗林ライオンズクラブ幹事・L鶴見邦夫から入電。予定より早く、「高知黒潮ライオンズクラブ」メンバーが到着し、早く来いとせっつかれました。1時間も早いことになります。急ぎ、栗林公園掬月亭へ向かいました。
髙松栗林ライオンズクラブの日暮らし茶会も、49回目を数えました。春の花見の時季に開催しています。お茶会というと、髙松屋島LCの披雲閣での茶会が有名ですが、日暮らし茶会も毎回先生を変えて、49回続いています。L横井潔のプロとしての尽力です。
本日の圧巻は、お殿様気分で船遊び「南湖周遊和船」です。料金大人1名610円です。6人定員の和船です。3年前から始まっていますが、私はこれまで乗船の機会がありませんでした。お客様を案内しますが、6人定員は、私の座る席がありませんでした。本日高知黒潮ライオンズクラブからは、4名です。
乗客は、菅笠をかぶってにっこりと。途中の橋の上などには、カメラマンが待ち構えています。香川県栗林公園観光事務所で、乗船券を事前に買い求めて10分前までに乗り場へ行きます。30分おきに出ていますが、遊覧時間は20分少しです。
私は後ろの船頭さんに、「2隻出したら倍の人を楽しませることが出来るのに」と意地悪な質問をしました。「殿様はお一人です」、実に明快な答えが返ってきました。船頭さんは5名いるそうです。どの人のガイド・操船になるか分かりません。
良い風景でした。桜はありませんが、借景の紫雲山までも新緑が少しかすみ気味で、目に優しく入ってきます。湖底から見る景色は、一層ローアングルで、面白いものです。回遊式庭園であることが、より良く分かります。殿様は、やはり偉い。380年の歴史を感じます。
もともとの築造は、高松藩の下屋敷、別邸として生駒藩の時代です。その後初代徳川藩主松平頼重公の時代に、ほぼ原型が完成した特別名所栗林公園。昭和28年3月に、全国では8番目に特別名所の指定を受けました。回遊式大名庭園で、最大面積を有する日本を代表する名園です。
夜は遅れて参加した山本哲美元会長らを囲んで、L北川豊彦会長晩餐会です。