やっと選挙らしくなってきました。統一地方選挙前半戦では、香川県高松選挙区は定数だけの立候補で、名実共の選挙はありませんでした。ここでは一層の、定数削減が言われることになるでしょう。一変して、後半戦の市長市議選は、市長の3選を阻むものは共産党の候補者一人ですが、市議は40-50と多めです。
朝刊を見て、顔と名前が一致し始めています。一番印象的なことは、公明党公認候補が6名います。新人も2人、同氏名も男性2人です。確かに勢いがある高松市議団の公明党議員団ですが、とても頑張っているなと言う印象です。選挙カーの移動に合わせて、立ちん坊支持者がいます。共産党からは、3名です。
それに引き換え控えめなのは、民主党が1人、幸福実現党が1人。社民党等からの立候補はありません。もともと社会党系色が強かった高松市も、自民党28人の立候補者で、国の構図を地方でも踏襲している感があります。無所属候補は、10名以上います。
無所属候補は市民派議員と称して、既成政党を嫌がる候補者が多いのですが、地方創生という、安倍晋三首相の唇寂し。大阪維新の会のような、既成政党に偏らないその地方独自の議員団が欲しいものですね。身近な市会議員選挙は、その位の独特のカラーを出しても良いのではないですか。
また市議会議員は地元から出ると、応援せざるを得ないのがこれまでの状況ですが、不思議なことに地元仏生山町から立候補している女性候補は、地元に応援要請をしていません。確か前回もそうでした。当選した後に印刷物を作って、真実という名のリーク記事を、各戸にポスティングしています。
所謂市民オンブスマンですが、これも選挙期間中に主義主張を聞いてみたいものです。選挙カーも見ないし、個人演説会の情報も知りません。自宅の入口に、「❏❏❏事務所」という看板が出ているだけです。この人らも当選すると、地元代表の扱いを受けるのでしょうね。少なくても行政マンは、そのような色づけをするでしょう。
高松市議団自民党も、現在2つに割れています。こちらの結果も、仰々しく報道されるのでしょうか。そもそも議員さんは、党派よりはまず人格です。いまから悔い改めるのでは遅いでしょうが、議員の人格が問われる市会議員選挙です。