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今年の国税調査はスマート国税調査が加わります
10月、新しい国勢調査「スマート国勢調査」が始まります。今回は、大正9年の第1回国勢調査以来、20回目となります。これまでも、国民の意識や生活様式などの変化に応じて、調査事項や調査方法の改善を様々行ってきましたが、今回の国勢調査は、「スマート国勢調査」となって生まれ変わります。

国勢調査は、今回、全国津々浦々で「オンライン調査」を展開し、日本中どこからでもオンライン回答ができます。オンライン回答は、紙の調査票への記入に比べ短時間で済みますし、提出も一瞬で完了しますので、公費負担、世帯の負担は大幅に軽減されます。

また、調査票の回収、審査事務やデータ入力といった事務が減りますので、地方公共団体にとっても、より効率的・合理的な調査が可能となります。国勢調査は、10月1日時点で日本に3ヶ月以上居住する人すべての者が対象で、外国人やいわゆるホームレスなど住居が定まっていない人も含まれます。

また、調査対象者となる人すべてに回答する義務が有り(統計法第13条)、
報告を拒んだり、虚偽の報告をした場合は50万円以下の罰金が科されるそうです。もっとも罰金のニュースは、これまでは聞いたことがありませんが。任意調査のイメージが強い。

また、今回の国勢調査では、まず先にオンライン回答用のIDを配布し、その回答期限後、オンライン回答のなかった世帯に調査票を配布する方法(オンライン調査先行方式)で行います。出来る人は、インターネット上で回答して欲しいというのが、正直なところでしょう。

さらに、スマートフォンでも回答が可能な先進的なシステムを導入することで、より多くの世帯でオンライン回答していただくことを期待しています。これらの取組で、オンライン回答率は20%を超えるものと見込まれます。その結果、1000万世帯を超える世帯がオンライン回答を行うことになり、世界最大規模のオンライン調査となります。

なお、オンライン回答のなかった世帯については、従来どおり調査員が調査票を配布し、記入後に回収します。その際、高齢者世帯の増加に伴い記入支援の必要性も高まっていることから、任意に封入提出できる方式に改めます。調査員の負担は、確実に増えます。

これにより、記入漏れや記入誤り等を極力、実査段階で確認することで、結果精度を向上させることや、地方公共団体の審査事務の軽減も図られます。当然、自分で封入して郵送提出も可能です。

調査票の提出方法が多様化すると調査事務は複雑となり、中心的な役割を担う地方公共団体にとって大きな負担となります。オンラインでの回答、郵送での回答、調査員による回収といった集まるタイミングが異なる大量の調査票群(データを含む。)をいかに整理し、その情報をリアルタイムに認知できるかが大きな鍵となります。

今回の国勢調査では、これらに対応するため画期的な「調査票提出状況管理システム」を導入しました。オンライン回答用のIDに地域コード、世帯番号を暗号化して組み込むことにより、オンライン回答がどの世帯からの回答かが分かります。

また同時に、このIDをQRコード化し郵送提出用封筒にも印字し、郵送提出された段階でQRコードを読み込むことにより、郵送提出世帯を特定できます。本システムは、これらの情報を一元的に管理・整理するものです。

このシステムから、調査員の担当地域別に回答状況を表示し、それを調査員に伝達することにより、調査員が回収したものを含め、その時点の担当地域の全ての回答状況が把握できるというものです。これにより、地方公共団体の負担を軽減しつつ、多様な回収方法を実現することが可能となります。

以上の取組によって、精度の高い調査結果を早期に公表することが可能となります。また、行政を始め、企業や教育・研究など様々な統計利用者の便宜が増大するものと思われます。以上が、「スマート国勢調査」である平成27年国勢調査の主な特徴です。

今後、国民の皆様への周知を行うに当たっても、オンライン回答ができることを中心にテレビやラジオ、新聞広告等の媒体に積極的に広報展開してまいります。その際のキャッチコピーも「スマート国勢調査!」です。

前回調査は平成22年10月1日現在でした。これは東日本大震災の約5カ月前だったことから、今回の調査と比較することによって震災後の人口への影響(地域社会への影響)を定量的に把握することができるものと期待されています。

また、世界的にも質の高いこの人口統計については、行政上の施策や各種統計・分析等のデータにも活用されるため、より精度の高い調査結果を早期に公表できることが、企業や教育・研究等の統計利用者にとって大いに期待する成果の1つになっていると思われます。

10月は、マイナンバーが自宅に届く月でもあります。秋の夜長で悠長に過ごすことがままならない、秋の陣になりそうです。その前の9月の、自民党総裁選も、波乱があるようにも思います。この盛夏を超えた秋には、多くの波乱が待ち構えています。


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| 社長日記 | 08:45 AM | comments (0) | trackback (0) |
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