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四国ろうきん番町ビル竣工祝賀会inJRホテルクレメント高松
およそ築後50年を経過した四国ろうきん番町ビルが、解体、設計施工合田工務店によって、本日関係各位に落成披露されました。その後、会場を移して祝賀会が挙行されました。隣では、日管協四国支部の懇親会も同時開催されています。いつもは立席が多いのですが、今日はやっと座れました。

公益社団法人香川県宅地建物取引業協会からも、日下雅彦会長、杉野温専務理事、そして副会長の私が招待されました。協会と四国ろうきんとの関係は、3年前の国土交通省の平成24年度国土交通省「中古不動産流通市場の活性化に関する調査検討業務」からです。

中古住宅流通のための、インスペクションと呼ばれる「建物目視検査」をシステム化する努力を、公益社団法人香川県宅地建物取引業協会が中心となって企画し、やがて四国4県の宅建協会会員3,500社が使えるようなシステムの構築に成功しました。

3年の間には紆余曲折があって、今日現在、四国全域版4万円と香川県限定版4.5万円の2つのインスペクションがあり、選択することが出来るようになっています。多くの場合売主が費用負担をし、設計士が書いた報告書を買主へ開示するようになっています。

このインスペクションでは、目視による屋根裏の検査、シロアリ専門業者による床下検査と、その結果をコンピュータ情報として残す、住宅履歴情報登録が含まれています。この結果問題なしであれば、そのまま買主が瑕疵担保賠償責任保険に入ることが出来ます。

このような進んだ取組に対して、インスペクションをして、中古住宅の現状を「見える化」した物件の融資に際して、優遇措置策を考えてくれたのが四国ろうきんでした。四国4県に支店網を持ち、「くらしと福祉の金融機関」を標榜する四国ろうきんの融資スタイルに合致したわけです。

先の小欄で紹介しましたが、7月31日国土交通省から「既存住宅価格査定マニュアル基準」が発表されました。国土交通省の考えを、具体的に公益財団法人不動産流通推進センターの作成した「既存住宅価格査定マニュアル」に反映したわけです。

建物の基礎・躯体のランクを、AAAランク(長期優良住宅)で100年、AAランク(劣化対策等級3相当)で75年、Aランク(劣化対策等級2相当)で50年、Bランク(昭和60年以降の旧住宅金融公庫融資住宅相当)40年、Cランク(上記4つ以外の住宅)30年としています。これまでの20~25年が、少なくても30年以上の評価が出来ます。

このように国土交通省は、5月26日に全面施行になった「空家等対策の推進に関する特別措置法」により、倒壊の危険家屋は除却等を命じて、従わなければ市区町村による代執行も認めました。

また一方で使える中古住宅は、最長100年の寿命まで認めて、それに住宅ローンがつくように誘導しています。ウサギ小屋と欧米から揶揄されて70年、ここへ来てやっと日本の住宅が、当たり前の住宅になるスタートを切った感がします。住宅に関係している私としては、嬉しい反面、まだいくつかの峠があると考えています。

小川俊理事長挨拶

来賓進藤龍男氏挨拶

功労者感謝状贈呈は森田紘一氏へ

バイオリン演奏青柳妃姫さん




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| 社長日記 | 09:30 AM | comments (0) | trackback (0) |
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